こんなにあった! スーツのショルダーラインの種類



こんなにあった! スーツのショルダーラインの種類

こんなにあった! スーツのショルダーラインの種類

スーツを選ぶ際にはさまざまな部分にこだわっていきたいものですが、特に種類が多くて悩んでしまうのがショルダーラインです。
今回はその中でも代表的なショルダーラインを紹介していくので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

■ナチュラルショルダー
落ち着きのある、きれいなラインが出るのがナチュラルショルダー。
肩にパッドをあまり使わないため、怒り肩にならないスラリと自然なシルエットが特徴となっています。
「自然型」とも呼ばれるスタイルで、どんな体型の人でも着こなしやすいのもポイント。
少しカジュアルな、普段使いの軽めのジャケットなどもナチュラルショルダーに該当します。
自然な雰囲気の中に少し気品を感じさせるような、素敵な着こなしができます。

■ドロップショルダー
ドロップショルダーは肩先がストンと落ちたようなシルエットが特徴の、比較的オーソドックスなスタイルです。
一般的なものに比べると肩先を外側、腕側に落とした位置に付けられていて、これによって落ち感がありながらも丸みを帯びた優しいラインになっています。
シャープなシルエットでありながら動きやすく、楽に着こなせるのがドロップショルダーの良さです。

■ナローショルダー
ナローショルダーは、日本語に訳すと「狭い肩」。
袖付けを一般的なショルダーポイントよりも内側に付け、スラリとスリムなシルエットを実現しています。
肩幅が狭いシルエットで、襟の幅も狭めになる事が多くなります。
アイビーリーグモデルのジャケットにはこのショルダーラインがよく使われています。

■スクエアショルダー
スクエアショルダーは肩線が四角いシルエットになっていて、裁断での調整や肩パッドの厚みなどによって角ばった肩線が作られています。
ショルダーラインは水平に近く、怒り肩になるのがスクエアショルダーのポイント。
男性的なラインが表現されていて英国風のスーツによく見られる形となっています。

こんなにあった! スーツのショルダーラインの種類

■ビルトアップショルダー(ロープドショルダー)
袖の元の部分、袖山を高く盛り上げた肩線をビルトアップショルダーといいます。
肩先の盛り上がった部分がロープのように見えることから、ロープドショルダーとも呼ばれます。
肩線は5ミリ程度盛り上がっており、クラシカルなブリティッシュスタイルといえます。
とてもシャープなシルエットなので、パーティーなどで身に付けるのもおすすめ。
スーツ発祥の地といわれるサヴィルロウで、伝統的に受け継がれてきた由緒ある形です。

<p今回紹介したもの以外にも、スーツのショルダーラインには実にたくさんの種類があります。
ショルダーラインひとつで相手に与える印象が変わってくることもあるので、体型や嗜好に合わせた自分好みのスーツを愛用していくのが良いでしょう。

 

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