スーツを自宅で洗濯する4つの方法



スーツを自宅で洗濯する4つの方法

洗濯する前の黒スーツ

スーツは毎日さまざまなものにさらされて、汚れたりダメージを受けたりします。日差しや雨風はもちろんのこと、排気ガスにタバコの臭い、お酒や食べ物の臭いなどもすぐに移ります。これには多くのサラリーマンが悩んでいることでしょう。

できることなら頻繁にクリーニングに出したいところ。でも頻繁にクリーニングに出そうものなら、クリーニング代もかさんでしまい出し渋っている方も多いのではありませんか?

そんな皆さんのために、本日は自宅でもできるスーツの洗濯方法をご紹介いたします。

スーツを自宅で洗濯する4つの方法

1. タグをチェックしよう

スーツを洗濯する前に必ずタグを見てください。

  • 洗濯機洗いOK
  • 手洗いOK

などと書いてあると思います。
それで自分のスーツに合った洗い方を確認しましょう。

さらにはスーツの素材にも注目してください。
ポリエステル100%のスーツであれば、多少の型崩れは起こるものの洗濯は可能です。

そして使う洗剤はドライクリーニング専用の液体洗剤がおすすめです。また、ホームクリーニング用の洗剤ならば「水洗い不可」と書かれたスーツでも洗える場合があります。

2. スーツ洗濯前に準備するべきチェック

まずは自宅で洗っても色落ちしないかの確認をしましょう。
目立たない裏地の部分に洗剤を付けて5分おきます。
その後、白い布を押し当ててみましょう。
色が移らなければ問題ありません。

続いて、スーツが傷むのを防ぐために洗濯ネットを準備します。
洗濯ネットは100円ショップでも購入可能です。

そして上着とスラックスを、ネットに入るサイズに折りたたんで入れてください。
ネット一つで上着とスラックスをまとめて洗う場合は、折ったズボンを上着の胸部分に置いて上着で包むように折り畳んでネットに入れます。

この際、上着はボタンをはずして、ズボンはボタン・ファスナーを閉じて洗います。
さらには、ネットの中でスーツがグシャグシャになるのを軽減するため、ネットを2つ折りにして洗うと良いでしょう。

3. スーツの洗濯スタート!

自宅の洗濯機でスーツを洗う際は、洗濯機のドライコースを使って洗濯します。水流が一番弱いモードで洗えばスーツへの負担が軽減されます。それらの機能が自宅の洗濯機になければ、つけ置き洗いや手洗いでスーツを洗いましょう。

続いて脱水ですが、洗濯機での脱水は極力避けたほうがスーツはきれいに仕上がります。
タオルドライが理想的です。
どうしても時間が無い場合は、洗濯機の脱水時間を一分で設定して脱水しましょう。

脱水後は、すぐに干します。
洗ったばかりのスーツは水を含んでいて重く、肩幅にあったハンガーを使わなければ型崩れの原因になるので注意が必要です。
ハンガーにかけたら、シワを伸ばして陰干しをしましょう。
ズボンは裏返しにして、折り曲げずに干すと次のアイロンがけでも楽になります。

4. アイロン掛けで元通り!

ハンガーに掛けられたスーツ

アイロンがけはスーツがまだ半乾きのときに行いましょう。
その際は裏返しにして、さらに当て布をしてアイロンがけをしてください。
そして、仕上げに表に戻して、アイロンで元々の折り目をつけましょう。

アイロンをかけ終わったばかりの温かい状態で、ハンガーにかけます。
こうすることで、戻りジワを防ぐことができるのです。

スーツを自宅で洗濯できれば節約できる!?

以上がスーツを自宅で洗濯する方法です。
これをクリーニングに出す代わりに続けることができれば、かなりの節約になるでしょう。

皆さんもぜひ、挑戦されてみてはいかがでしょうか?