スーツを上品に彩る! 貝ボタンの種類と取り扱い方

スーツを上品に彩る! 貝ボタンの種類と取り扱い方

スーツは素材やパーツで雰囲気ががらりと変わります。

特にボタンはスーツの合わせ部分を固定するという役割以外にも、装飾品として重要な位置を占めます。 ボタンには水牛、ナット、練り、貝、メタルなどがありますが、貝ボタンは上品なきらめきと軽やかさがあり、おしゃれで洗練された雰囲気を出すことができる素材です。

ただ、天然の貝から削り出すために、繊細な素材で取り扱いに注意が必要でもあります。 ここでは、そんな貝ボタンの、主な貝の種類と取り扱い方についてご紹介します。

 

高瀬貝

貝ボタンの主流は時代とともに変化しますが、現在主流の素材は高瀬貝と黒蝶貝です。 高瀬貝は赤道付近に生息している巻貝で、シャツなどに一番よく使われる素材です。現地でボタンのサイズにくり抜かれた状態で輸入され、日本でボタンとして加工されます。

貝ボタンは熱に強く力に弱いものですが、高瀬貝のボタンは巻貝なので力に強いのが特徴です。高瀬会は光沢のある白いボタンですが、裏に赤いまだらが入ります。

 

黒蝶貝

高瀬貝と並んで現在主流の素材である黒蝶貝は、フィリピンやタヒチなどで採れる二枚貝。黒真珠を育てる貝でもあります。

名前の通り黒いボタンができますが、パールがかった光沢が特徴。ダーク系のスーツやシャツなどとの相性がいいボタンですが、明るい生地にアクセントとしてつけてもおしゃれです。

 

白蝶貝

貝ボタンの中でも最高級品とされるのが白蝶貝のボタンです。 白蝶貝も真珠を育てる貝なので、白蝶貝からできるボタンも真珠のような純度の高い白さと光沢を持ちます。その美しさは宝石をボタンにしているようだと言われるほどです。

古くから装飾品として使われてきた白蝶貝は、数が少ないため大変貴重な存在。同じ白系の高瀬貝と比べてみても、その白さと輝きの差は明らかです。

 

茶蝶貝

黒蝶貝、白蝶貝と同じく真珠を育てる貝である茶蝶貝からは、パールがかった明るい茶色のボタンができます。柔らかい印象を与える色合いなので、ナチュラルテイストの服装にぴったりです。

白系のスーツやシャツにつけると、優しい雰囲気になります。

 

あわび

スーツを上品に彩る! 貝ボタンの種類と取り扱い方

高級食材として古くから親しまれているあわびも貝ボタンの素材になります。日本あわびからできたボタンは、上品なベージュからシャンパンゴールドの色合いに。また、グレーやブルーのスモークカラーのボタンもできます。

メキシコあわびは緑を基調に、ピンクやパープル、シルバーなどさまざまな色が現れるボタンになります。アクセントとしての効果が抜群の素材です。

 

貝ボタンの魅力は、なんといってもプラスチックでは出せない美しい光沢です。研磨によって作られるため、貝ボタンはすべりにくく留めやすいという特徴もあります。

貝ボタンは熱に強く力に弱いという特徴があるので、プラスチックのようにアイロンの熱で変形してしまうということはありませんが、クリーニング店の高圧プレスでは変形したり割れてしまうこともあります。クリーニングに出す際はもちろん、普段から取り扱いは慎重に行いましょう。

 

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