日本のビジネスマンはスーツを何着持っている?
どのような職業に就くかによってスーツを着る機会の多さは大きく変わってくるため、人によってスーツに対して持つ意識は違ってくるものです。
そこで今回から数回に渡り、日本のビジネスマン100人を対象に行ったアンケートの結果を通して、日本のビジネスマンが持つスーツに対する意識についてご紹介していきたいと思います。
今回はビジネスマンが持っているスーツの数についてご紹介します。
ビジネスマンが持っているスーツの着数と理由
「ビジネスマン、スーツ何着もっていますか?」という質問に対し、日本のビジネスマン100人はこのように回答しています。
今回のアンケートでは回答の選択肢が「3着未満」「4~6着」「10着以上」の3つとなっているのですが、その中で一番多かったのが「4~6着」で、アンケート対象者全体のちょうど半分の人数となっています。
『普段の仕事用に2、3着。それとは別に、ちょっと気合を入れる仕事のためのスーツや、礼装用のものなど、合計5、6着は持っている』(39歳・会社員)
『毎日同じスーツにならないように着まわしたり、何着かは随時クリーニングにだすため、一週間の営業日分の5着を持ってます』(42歳・会社員)
『基本夏、冬で2着は必要なので交換含めて最低4着とバリエーションが少しあります』(52歳・自由業)
回答の内容からは、いずれのビジネスマンも用途やクリーニングに出したときのことを考えて買っていたら、結果的に4~6着に落ち着いたとコメントしています。
続いて多かった回答が「3着未満」で、全体の41%となっています。
『3着あれば十分に着回しができるのでたくさん必要だとは思ったことがありません』(35歳・自営業)
『スーツを着なくてもいい職場なので、結婚式やお葬式にも着ていけるような黒いスーツ1着しか持っていない』(41歳・自由業)
『普段着ないが、学会や式なんどで着ることあり。年数回程度ですかね』(37歳・会社員)
仕事でスーツを着る機会が少ない方はそれほどスーツを揃える必要もないため、1着もしくは2着あれば十分と考えているようです。
そして「スーツを10着以上持っている」と回答した方は全体の9%となりました。
『お客様に新しい印象を与えるように、色んな種類の製品を持っておくと便利だから』(29歳・アルバイト)
『毎日、スーツを着るので、毎年、シーズンごとに購入していたら20着を大きく超えてしまいました。今では、クールビズで着ることのなくなった、夏のスーツも10着近くあります』(52歳・会社員)
『人と会う機会が多い仕事なので、先ずは季節に依って生地の違う物、更には色調の違う物等を揃えると15着程度になります』(55歳・会社役員)
スーツを10着以上持っている方の多くは、仕事上の理由からたくさんの種類のスーツを所有しているようです。 冒頭でも書きました通り、スーツは人によって必要となる数が大きく違ってくるのです。
1着はオーダーメイドスーツを持っておこう
もし仕事上スーツを着る機会が多く「こんなスーツを持っておきたい」という、自分の理想とするスーツのデザインのイメージを持っているのであれば、オーダーメイドスーツを作ってみてはいかがでしょうか。
スーツがビジネスの成功に与える影響は大きく、スーツに詳しい人であれば、見ただけでスーツの良し悪しが分かってしまいます。
そのような人と対面した際に最高の印象を与えるためにも、ぜひ1着はオーダーメイドスーツを持っておきたいものです。