ネクタイのディンプルで印象アップしよう
スーツ姿の印象の良し悪しを大きく左右するネクタイ。ネクタイの巻き方ひとつでスーツ姿全体の雰囲気が変わりますので、スーツを着る際はしっかりネクタイにも意識を向けましょう。
ネクタイの見栄えを良くするポイントのひとつにディンプルを作るというものがあります。
ディンプルのありなしでは、ネクタイの印象、ひいてはスーツ姿全体の印象が変わるものです。
ここでは、スーツを格好良く着こなしたいなら押さえておきたい、ネクタイのディンプルについてご紹介します。
「ディンプル」はネクタイのくぼみのこと
ディンプルというのは、ネクタイの真ん中にできるくぼみのことです。弔事の席へ参列するケースを除き、ネクタイにはディンプルを作るのが一般的であると言われています。
ディンプルには種類がありますので、以下にご紹介しましょう。
センターディンプル
ネクタイの真ん中にくぼみができるタイプのもの。
もっとも一般的なディンプルです。
サイドディンプル
3つ折りディンプルとも呼ばれるもの。
ネクタイの真ん中に山ができて、その両サイドにくぼみができるタイプのディンプルです。
幅広のネクタイにおすすめ。
アシンメトリーディンプル
くぼみの位置を左右のどちらかにずらすタイプのディンプルです。
ネクタイを緩く巻くことで作るディンプルですので、フォーマルな場では向かないかもしれません。
ディンプルを作りやすいネクタイの特徴
基本的には、ネクタイを普通に巻けばディンプルは自然とできるものです。
しかし、ネクタイによってはディンプルができにくいものもあります。
比較的ディンプルができやすいネクタイを選ぶようにしましょう。
ディンプルができやすいネクタイの4つの特徴
- 生地にハリがある
- シワになりにくい
- 生地に厚みがある
- ネクタイ幅が狭すぎない
ネクタイを選ぶときは、上記の特徴に注目するようにしましょう。
1日中ディンプルをキープするための3つのポイント
ネクタイのディンプルは、巻けば自然とできるものですが、意識しなければ形が崩れやすくなってしまいます。
1日中ディンプルがキープされるように、巻くときには以下のポイントを意識するようにしましょう。
1. くぼみは高い位置からつける
ネクタイの結び目の下に部分にディンプルを作るよう意識するのではなく、結び目の上の方から、すでにくぼみができるよう意識してネクタイを巻くようにしましょう。
2. 小剣を谷折りにして巻く
小剣(ネクタイの幅が狭い方)を谷折りにしながらネクタイを巻くことで、くぼみを高い位置から作りやすくなるために、形が崩れにくくなります。
3. 大剣の方は山折りにする
大剣(ネクタイの幅が広い方)を首に巻いたあとに、山折りにする(左右で折り目を逆にする)ことでディンプルの形が、より崩れにくくなります。
ディンプルでネクタイの印象は大きく変わる!
ディンプルがあるのとないのとでは、ネクタイの印象やスーツ姿の印象が大きく変わるものです。
ネクタイを巻くときは、ここで紹介したことを参考にして、ディンプルに意識を向けるようにしてくださいね。