面接
2012/9/27
昨日、募集で来た人と面接をしました。
既製品を30年近く取扱い、パターンオーダーの経験もある人でした。
退職した理由を聞くと、
「社長が本業以外の輸入家具に手を出し、赤字を補てんするために本業の懐にも手を出してきた。
私がうるさくやめるように諫言したら、給料の高い3人が順番に解雇された。」
とのこと。
おめでとうございます。
そんな馬鹿な上司の下で働くことはありません。
優秀な社長の元で働きましょう。
しかし、あなたは本当に優秀ですか?
聞くところによると、前職は、売上100億円最高行ったらしいです。
現在30億程度。
70億落として優秀?
スモールビューティー戦略?
バリバリ利益が上がるような体制をとったの?
そうでもないらしい。
そこで、恒例の質問。
「うちの会社では、あなたには、雑用から懸命にやってもらうと思います。
ちなみにトイレ掃除してと言われて、どれくらいの時間で終わる?」
と質問したところ、
「10分くらいでしょうか?」
とのこと。
僕は、
「その10分終了後、トイレの水を素手ですくって顔を洗い、その水飲める?」
と聞きました。
相手は、唖然としていました。
トイレ掃除をはじめ、基本的なことは、家庭でも十分できます。
しかし、いざ、業務となれば、家庭レベルで仕事を考えてはいけません。
徹底的にやるのです。
新人で3時間やっていた奴もいます。
そいつは、躊躇なく、顔を洗えました。
自らの手を躊躇なく突っ込んで。
弊社の仕事にそこそこ役立つ人間ならば、トイレ掃除のイロハから、指導することはありません。
言われて、初めて気づくにしては、55歳手前で遅すぎます。
「こいつも日本をだめにしてきた一人か・・・。」
先日、自民党に新総裁が誕生しました。
一度目の失敗の轍を踏むことなく、そして他党の失敗を糧にして、全身全霊(by日馬富士)、
最短で、よりよい良い日本を再構築していただきたいものです。