衿穴（フラワーホール）のお話
2019/4/25
「スーツ」と聞くとどれもほとんど同じで、さほど流行もないだろう・・・とお考えの方はたくさんいらっしゃると思います。
確かにスタンダードがあり、ビジネスシーンにおいてそれを大きく逸脱することはあまりありませんが、その中でもオーダーメードで仕立てることにより、他人とは一味違う個性を表現することも可能です。
その一つとして、「衿穴」が挙げられます。
「元結(もとゆい)」という髪結いに使う紙縒り(こより)である日本古来の紐の糸を、超極細のシルクの糸でゆっくりと巻きつけ一針､一針丁寧に綺麗にかがって製作いたします。
当店完全オリジナルの「スクリューホール」。
うねり具合が難しいのです。
袖を本切羽にして、ボタンホール一か所の糸色を変えられる場合、その色とお揃いにされる方が多いですね。
もちろん、どちらも100％手作業の匠の技です！
税込2,160円のオプションで承っております。