都立白鴎高校にて
2012/9/23
先日、名門都立白鴎高校で高校1年生の宿泊研修が校内であり、消防団員の私が呼ばれ、
救出救護、初期消火、バケツリレー、D級ポンプ筒先交代要領の訓練を指導しました。
私の担当は、D級ポンプの筒先交代要領の指導でした。
まじめに指導を受ける出来の良い子どもたちばかりで、嬉しかったです。
将来の日本を担うにふさわしく、安心して任せられると思いました。
筒先交代とは、火事場で水を出していると、水の圧力で両手、両足は相当に疲労がたまります。
もし水の出ている筒先を落とすと水の力でホースが暴れまくり、先の金属が凶器と化します。
それを事前に防ぐために、こまめに筒先の担当を安全に交代するという訓練です。
D級ポンプは小さいですが、そこそこのパワーもあり、
これから各町会に配置されるようなので、取り扱いを覚えることに越したことはありません。
地域の安全安心を守るのは、常にそこにお住いの住民が主体です。
いざという時に、消防署は頼りになりますが、広域災害では機能することが難しいでしょう。
一人ひとりの自助、みんなを助ける共助が、災害を減らすことになります。
自分の事だけを優先させる国民にならないようにしたいものです。