スーツのパンツが蒸れる……対策にはロンパンがおすすめ!
暑い季節にスーツのスラックスを履いていると、蒸れが気になることがあります。
スラックスの中が蒸れると不快なだけでなく、肌の弱い人なら湿疹やかゆみなど症状がおきたり、ニオイの原因にもなってしまいます。
そこで、スーツのスラックスを履いた時の蒸れについて、なぜ蒸れが起きるのか、そしておすすめの蒸れ対策について詳しくご紹介したいと思います。
スーツのパンツが蒸れる原因は?
最近ではクールビズの影響もあり、夏の暑い時期の外回りの時のみならず、デスクワークでオフィスチェアに座っていても、スラックスを履いたお尻や太股、膝裏などを中心に蒸れが気になるという人が多いようです。
スラックスの生地自体や、中に着用しているインナーの通気性が悪いと、熱が中に籠りやすくなります。
スラックスの中は、シャツのすそが折り重なって入っていることで、胴回り、腰回りなどに汗をかきやすくなります。また、通気性の悪いオフィスチェアに座った状態が長く続いたりすると、お尻や太股、膝裏などの汗の原因にもなるでしょう。
蒸れ対策におすすめの方法は?
スラックスを履いたまま汗をかいてしまうと、汗ジミも気になるため、できるだけスラックスに汗が付かないようにしたいものです。
そこでおすすめなのが、スラックスの下にロンパン(丈の長い下着)を履くことです。
ロンパンというと、ステテコをイメージする人も中にはいるかもしれませんが、最近ではデザイン性や生地の機能が格段にアップしており、夏場のスラックスの蒸れ対策としても人気です。
ロンパンを履くことで、汗ジミや汗による肌のべたつきを抑えてサラリと着用でき、かゆみなどの肌トラブル対策にもなります。
また、スラックスの生地が汗によって傷むことも防いでくれるため、ぜひ取り入れていただきたい対策となります。
夏のロンパンの選び方
夏場の蒸れ対策としておすすめするロンパンは、ひざ裏の汗までをカバーできるひざ下丈のものです。素材は、吸湿性や通気性の高いものを選ぶようにしましょう。
最近では、機能性の高い素材のものが多く出ているので、肌触りなども含めてお好みのものを選ぶとよいでしょう。
夏場のスラックスの蒸れ対策についてご紹介しました。
ロンパンの着用とあわせて、スラックス自体を通気性の高い素材にする、という方法もあります。蒸れにくい夏用生地を使ってオーダースーツを仕立てることで、快適でありながらおしゃれに暑い夏を乗り切ることができるでしょう。