日本のビジネスマンはスーツにいくらかけている?
一口にスーツと言っても、その値段はリーズナブルなものから高額なものまでさまざまです。
では日本のビジネスマンはスーツ1着につき、どれくらいの値段をかけているものなのでしょうか。
今回は日本のビジネスマン100人を対象に行ったアンケート調査の結果をもとに「日本のビジネスマンのスーツの値段に対する意識」についてご紹介したいと思います。
ビジネスマンがスーツにかけている値段とその理由
「スーツ1着にいくらかけていますか?」という質問に対し、日本のビジネスマン100人はこのように回答しています。
今回の質問では「2万未満」「5万未満」「それ以上」(5万以上)の3択から回答をしてもらうようになっているのですが、その中で一番多かったのは「5万未満」で全体の46%となりました。
それではそれぞれの回答をしたビジネスマンの意見を見ていきましょう。
・2万未満
『スーツはすぐに傷むので安いものを買って早いサイクルで取り替えるようにしています』(25歳・自営業)
『1万円以下でもちゃんとしたスーツは販売されていると思います。値段がすべてではないでしょう』(25歳・会社員)
『1万円程度です。自分の仕事ではスーツを着用することが全くといっていい位ないからです』(49歳・会社員)
2万円未満のスーツしか購入しないと答えた方達の中には、普段私服や作業服で勤務をしている、仕事でスーツを着用する機会がないという方が多くいました。
また2万円未満のスーツを着ていて特に不便を感じていないという方も、それ以上の値段をスーツにかけようとは考えないようです。
・5万未満
『大体このくらいです。ある程度のものを着たいのでこのくらいはだします』(43歳・自営業)
『スーツは、安すぎてもダメだし高すぎてもダメでして、5万未満のスーツで十分だと思います』(38歳・無職)
『3万円台ぐらいでイージーオーダーで作っていますよ。快適ですね』(36歳・会社員)
「5万未満」と答えた方の意見として多く挙がっていたのが「質の高さと値段のバランスが良い」というものでした。
また、これくらいの値段をかければオーダースーツを注文することもできるので、5万未満と答えた方の中には、オーダースーツを利用している方も多くいました。
・それ以上(5万以上)
『年齢・地位と共に変わって行きました。若い頃は活動的なので、傷む事も多いので、質より量を重視、シニア世代になると、質を重視するようになりました』(65歳・会社役員)
『数よりも質を重視しているので、1着当たり5~8万円ぐらいかけています』(43歳・会社員)
『ビジネスにおいてスーツは重要なツール。スーツで顧客の印象も変わる為、安すぎるスーツは買わず、1着最低10万円前後のスーツを買います』(31歳・アルバイト)
「5万以上」と答えた方は最も少なく全体の13%となりましたが、回答者のほとんどが「質の高さ」を重視してスーツを購入しているようです。
「着用するスーツの質が仕事の結果に大きな影響を与える」と考えている方が、高級なスーツを選ぶ傾向にあるようです。
スーツの値段と質の高さは比例する
基本的にスーツは高額なものほど質も高く、着ている人間の印象を良くしてくれるものです。
特に自分の要望に合ったオリジナルのオーダースーツを1着持っておけば、ビジネスシーンに大いに役に立つことでしょう。
普段の仕事で毎日スーツを着用しているという方は、ぜひオーダースーツを1着作っておいてはいかがでしょうか。