マナーがある! ボタンダウンシャツの着こなし方
ノーネクタイでも襟元にアクセントを付けられる「ボタンダウンシャツ」は、幅広い世代に人気があります。クールビズが定着したことに伴い、ビジネスシーンでも浸透しつつありますが、着用の際には着こなし方やマナーを押さえておくことが大切です。
ここではボタンダウンシャツの着こなしのポイントや、着用のマナーなどについて解説します。
ボタンダウンシャツの着こなし方のポイントは?
ボタンダウンシャツとは、襟の先をボタンで固定するタイプのシャツのことです。
ボタンで襟が固定されているため、ネクタイ無しでも襟が立ち、Vゾーンのシルエットが美しく仕上がるようになっています。また、第1ボタンを開けたときに襟元が美しくロールするため、クールビズでのノーネクタイスタイルもかっこよく決まります。
ボタンダウンシャツは普段のカジュアルスタイルからビジネススタイルまで、幅広い着こなしが楽しめるのが特徴です。襟元の印象がだらしなく見えないので、清潔感を与えることができます。
ビジネスシーンでは「ネクタイの有無」や「どのような印象を与えたいか」によって、襟の大きさを変えて楽しむとよいですね。ネクタイと合わせたいときやきっちりした印象に見せたいときは「大きめの襟」に、ネクタイ無しで着たいときやスポーティーな印象を与えたいときには「小さめの襟」にするのがおすすめです。
ちなみに、ボタンダウンシャツを選ぶ際はジャストサイズのものを選ぶのがポイント。シャツの裾は、お尻が半分隠れるぐらいが目安です。また、腕周りや胸、お腹が程よくフィットするものを選ぶと、すっきりとスタイリッシュに見せることができますよ。
ボタンダウンシャツ着用時のマナーとは
ビジネスでも粋な着こなしが楽しめるボタンダウンシャツですが、冠婚葬祭などのフォーマルな場では着用を控えましょう。
ボタンダウンシャツは、競馬競技の「ポロ」に出場していた騎手のユニフォームを元に作られたもの。そのため、フォーマルな場ではどうしてもカジュアルすぎる印象を与えてしまうのです。
また、アメリカやイギリスの方と会う場合も、着用を避けたほうがよいでしょう。その理由は、どちらの国も古くからスーツ文化が根付いているからです。「カジュアルすぎる」と悪い印象を持たれやすく、ビジネスに影響が出る恐れがあるので要注意です。
ボタンダウンシャツをおしゃれに着こなそう!
ボタンダウンシャツは襟元の印象をスッキリと演出してくれ、清潔感やこなれ感も出る便利なシャツです。襟の大きさや素材、色柄などによって与える印象も変わり、さまざまな着こなしができるでしょう。
じっくりと吟味して、自分にぴったりの1着を探してみてくださいね。