夏は素材が大事! ビジネスでも使える夏用腕時計の選び方!
機能面はもちろんおしゃれさを演出できる腕時計は、ビジネスの必須アイテムです。ただ、汗をかきやすい夏は腕時計のルックスだけでなく、素材選びにも気を遣いたいところ。ここでは夏用の腕時計の選び方や、使用時の注意点などについてご紹介します。
夏向きのビジネス用腕時計の選び方は? ベルトの素材がポイント!
夏はたくさん汗をかく季節のため、レザーベルトの腕時計を使っている方は注意が必要です。素材の性質上汗を吸い込みやすく、シミやニオイが発生してしまう場合があるからです。さらに湿気を含んだまま放置すると、カビが生えてしまうことも……。
したがって夏場は、水分や汚れに強い素材の腕時計がおすすめです。以下のような腕時計はお手入れがしやすく、汗っかきの人でも安心して利用できます。
金属(メタル)ベルトの腕時計
ステンレスなどの金属ベルトの腕時計は、水に強く夏向きだといえます。仮に汗などの水分が付着しても、布で簡単に拭きとれます。
注意点としてはベルトのジョイント部分に汗や皮脂などの汚れが溜まりやすいという点です。ステンレス素材は本来サビに強い性質がありますが、汚れが溜まっていると腐食を起こしてサビが起こることがあるのです。
サビなどの劣化を防ぐには、定期的にベルト部分を洗って清潔に保つことが大切です。
布ベルトの腕時計
近年はナイロン製などの布ベルトを選ぶ方も増えています。ナイロンベルトは軽く通気性が良いうえ、耐久性にも優れているのが特徴です。また外して水洗いができるので、清潔さを重視したい人にも向いています。
印象としてはややカジュアルなので、服装規定が厳しくない職場の方におすすめです。
シリコンベルトの腕時計
シリコンやウレタンなどのベルトは、水分を通さないうえ軽いのが特徴です。表面がツルッとしているので、汚れをふき取るのも簡単です。ブラックやネイビーなどの落ち着いたトーンの色であれば、ビジネスユースにも向いています。
ただし、通気性がないのでベルトの内側が汗で蒸れやすい点には注意が必要。汗が気になる人は、少しゆるめに巻いて隙間を作るとよいでしょう。
夏は手入れが大切! 腕時計のメンテナンス方法
夏はどうしても腕時計の裏やつなぎ目に、汗や皮脂などの汚れが溜まりやすくなります。そのままにしているとサビやニオイなどが起こりやすくなるので、定期的にお手入れをしましょう。素材別のお手入れ方法は以下のとおりです。
金属ベルト、シリコンベルトの腕時計
金属ベルトやシリコンベルトの場合、1日の終わりにやわらかい布で乾拭きをしましょう。それでも汚れが取れない場合は水洗いをします。洗面器などに水を張り、ベルト部分だけを浸けてやさしく洗います。細かな部分の汚れはやわらかめの歯ブラシなどで軽くこすると取れます。
布ベルトの腕時計
ベルトが外せるタイプの腕時計なら、ベルトだけを水洗いできます。洗った後はタオルで押さえて水気を取り、形を整えて干しましょう。
オーバーホールについて
腕時計には防水機能の付いているものも多いですが、この防水機能は経年により劣化します。つまり汗が内部に侵入しやすくなってしまうのです。腕時計を長持ちさせるには定期的にオーバーホールに出し、点検をしてもらいましょう。
夏のビジネス用腕時計はおしゃれ&清潔に使おう!
腕時計は基本的にお仕事の際にずっと身に着けるものです。汗をかきやすく汚れも溜まりやすい夏場は、お手入れがしやすい素材の腕時計を選びましょう。また腕時計を長持ちさせるためには、定期的に水洗いなどをして清潔さをキープするようにすることも大切です。