夏用スーツをおしゃれに着るには? 暑苦しくない着こなしのコツ
夏用スーツを着始める季節には「夏用なのになんだか暑苦しく見える」「野暮ったい印象になる」という方も思いのほか多いもの。せっかくなら、夏用スーツをおしゃれに着こなして“デキるビジネスパーソン”として見られたいですよね。
ここでは夏用スーツをスタイリッシュかつ涼しげに着こなすコツをご紹介します。また、これから夏に向けてスーツオーダーをする場合に知っておきたいポイント・テクニックについても解説するので、参考にしてみてくださいね。
夏用スーツを暑苦しく見せない着こなしとは? 「色選び」が重要!
気温がどんどん上昇する季節には、夏用スーツが活躍します。
クールビズが浸透したといえど、お仕事によってはジャケットの着用が求められるシーンも多々あるでしょう。
「ジャケットを着用していても、暑苦しくない印象に見せたい」という方は、夏用スーツの「色選び」にこだわるのがおすすめです。
たとえば真夏に真っ黒の洋服を着ている人を見ると、「暑苦しい」「重い」という印象を受けますよね。
夏用スーツの色味を選ぶときは、“白が混ざったような明るめの色味”を選びましょう。
明るいトーンのグレー、ネイビー、ベージュなどは爽やかさもあり、夏のビジネスシーンにもぴったりです。
より軽快な印象に見せたい場合は、白いラインのチェック柄、ストライプ柄などの柄物を選ぶのもよいでしょう。
服装の自由度が高い勤務先であれば、ブルー、ライトブルー、ホワイトなどの爽やかな色味のスーツもおすすめです。
手持ちの夏用スーツをおしゃれに見せる着こなしのポイント
「今は手持ちの夏用スーツでおしゃれに見せたい」という場合、シャツの合わせ方やネクタイの色選びによって垢抜けた印象に見せることができます。
・シャツ:白、グレー、ブルーなどが使いやすい。白ベースのストライプ柄もおすすめ。
・ネクタイ:ブルーやグレー、白ベースのカラーで爽やかさを演出。
フレスコタイ、ニットタイ、シアサッカータイ、麻などの素材も◎。
着こなしに迷ったときは「白」または「ブルー」を基調に考えると合わせやすいでしょう。
また、「同じような着こなしになる」というときは、ポケットチーフで着こなしにアクセントをつけてみてもよいかもしれません。
ポケットチーフの色は、白やブルーが使いやすいでしょう。ポイントにしたい時は、イエローやレッド、ピンクなどのビビッドカラーも素敵です。
夏用スーツをオーダーする際のポイントとは?
「これから夏用スーツをオーダーする」という場合には、ご紹介した「色味」に加えて「素材」「仕立て方」にもこだわると、おしゃれかつ快適な着こなしができます。
夏用スーツオーダーにおすすめの素材
夏用スーツをオーダーする際は、通気性の良い生地を選ぶことが大切です。
・サマーウール
・シアーサッカー
・リネン
・コットン
・三紗混(ウール、シルク、リネン)
これらは通気性が良く、清涼感のある印象に見せられます。これらの素材で爽やかな色合いの生地を選べば、暑苦しさのない爽やかな着こなしが楽しめます。
夏用スーツオーダーでおすすめの「仕立て方」
せっかく夏用スーツをオーダーするなら、とことん快適に過ごせる仕立て方を選びましょう。
・アンコン仕立て:裏地の面積が少ないため、涼しく快適に着られる。
・本切羽仕立て:袖を折り返せるよう仕立てられたジャケット。
・スラックス丈:カジュアルなシーン用なら軽快な印象のアンクルパンツもおすすめ
・ジャケパンスタイル:ネイビー×ホワイトなど、上下で色を変えて印象的な着こなしに
・裾スリット:テーパードタイプのパンツでスッキリ見せたいときに。動きやすく履き心地アップ
このようなカスタマイズができるのは、オーダーメイドならではの利点です。
生地の色味×素材×仕立て方で、自分好みの夏用スーツが生み出せます。「既存の夏用スーツでは物足りない」という方は、スーツオーダーも検討してみてはいかがでしょうか。