スーツと相性抜群な「ステンカラーコート」を着こなすには?



スーツと相性抜群な「ステンカラーコート」を着こなすには?

スーツと相性が良くビジネススタイルでの活躍はもちろんのこと、休みの日のデートにも活躍する「ステンカラーコート」。

就活生からデキるビジネスマンに渡って、幅広く愛用されており、もはや定番とも言えるステンカラーコートですが、シンプルなデザインだからこそコート丈やサイズ感の選び方や素材によって、与える印象は思いのほか異なります。

そこで今回は、ステンカラーの選び方に焦点をあてて、ご紹介したいと思います。

ステンカラーコートとは

ステンカラーコートとは、第一ボタンをかけた状態でも外した状態でも着用できる一つ襟のコートを指し、襟高は前が低めで後ろが高めとなっているのが特徴です。

「ステンカラー」という言葉は和製英語で、由来は諸説ありますが、スタンド(stand)カラーが訛って呼ばれるようになったと言われています。ルーツとなるイギリスでは、「バルマカーンコート」と呼ばれています。

 

幅広い年代に愛されているトラディショナルなコートの代表格ともされるステンカラーコート。

オン・オフ問わず着られるコートには、トレンチコートやチェスターコートをはじめ他にもありますが、ステンカラーが最もシンプルと言えるでしょう。コーディネートがしやすく流行に左右されません。

ステンカラーコート選びのコツ

1.サイズ感にこだわる

ステンカラーコートは、ジャストサイズを選びやや細見に見せることで大人っぽい印象に着こなせます。

ステンカラーがシンプルなデザインなだけに、おしゃれに着こなすにはシルエットが大切。サイズ感は、必ずジャケットの上にコートを着用した状態で確認しましょう。肩幅が窮屈すぎず広すぎないもの、おなか周りは1015cm程度の余裕があるとよいでしょう。丈は膝上の長さが最もバランス良く着こなせます。

 

2.色・柄の印象で選ぶ

ステンカラーコートをさまざまなシーンで着こなすなら、無地のベーシックな色をおすすめします。お気に入りのスーツとの相性で選ぶのがおすすめですが、なかでもグレーやベージュはダーク系のビジネススーツに合わせやすく、コーディネートに困りません。

もし23着目であれば、色柄物を選ぶのもよいでしょう。チェック柄やストライプなど様々あります。コートは屋内に入れば脱ぐものなので、通勤や移動中は多少の遊び心を取り入れてみてはいかがでしょうか。シンプルなスーツスタイルもおしゃれな印象に演出できますよ。

 

3.素材で選ぶ

<コットン系>

コットン系ステンカラーコートは、着用シーズンが最も長く、秋から春まで活用することができます。カジュアルなイメージが強くなるため、ビジネスシーンでの着こなしならダーク系の色を選ぶのがおすすめです。

 

<ナイロン系>

ナイロン系ステンカラーコートは、軽量でコンパクトに持ち運べるというメリットがあります。薄手のタイプが多く、レインコート代わりにもなり、外回りの多いビジネスマンにおすすめです。スポーティーな印象が強いものの、同色系のストールを併用することで、落ち着いた印象になります。

 

<ウール系>

ウール系ステンカラーコートは、防寒性が高く大人の冬の装いに重宝します。特に、フランネル素材のステンカラーコートは上品な見た目ながら暖かみがありおすすめです。襟先のボタンを留めて、襟を立てることでさらに防寒性を高められます。

ステンカラーコートのスーツとのコーディネート例

中に着るアイテムがダークカラーの場合は、ベージュ色のステンカラーコートを合わせることでおしゃれ感がアップします。

反対に、ライトグレーやキャメル系など明るい色のスーツの際は、ブラックやネイビーなどを合わせることで、バランスよく着こなせるでしょう。

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