タブカラーシャツとは? 着用シーンや着こなしのポイントを紹介
近年、おしゃれ志向の高い方を中心に、「タブカラー」をはじめとしたクラシカルな趣の襟型に注目が集まっています
タブカラーは一般的なレギュラーカラーやワイドカラーとは異なり装飾性があるため、どのように合わせたらよいのか、分からないう方も多いかもしれません。
そこで、おしゃれな襟型として雑誌でも取り上げられているタブカラーシャツについて、特徴や活躍シーンなどについて紹介したいと思います。
タブカラーシャツの特徴
タブカラーシャツとは、左右の襟部分を繋ぐ紐(タブ)が付いているデザインのシャツです。
ネクタイを締めた際、タブによってネクタイのノットが持ち上げられて立体的に見せることができ、エレガントな印象を与えてくれます。
タブの種類には2種類あり、「ホックタブ」と呼ばれるスナップボタンタイプと、「ループタブ」と呼ばれるボタンにひっかけて留めるタイプとがあります。また、襟型にも襟先が尖っているレギュラータイプのほか、丸い襟型のラウンドタイプがあります。
もともとは、襟を固定してネクタイのシルエットを崩さないための機能を求めて作られましたが、現在では襟元の印象に差をつけるおしゃれアイテムといった印象が強い傾向があります。
タブカラーシャツが活躍するシーンとは?
タブカラーシャツは、オン・オフの両方で着用することができますが、かしこまった職場よりも、華やかさをプラスしたい時に活躍します。
タブカラーシャツを着用することで、ネクタイが立体的になり襟元が華やかになるため、お洒落なパーティーシーンなどで特に活躍します。華やかさや男らしさを演出したい友人の結婚式などでも、スーツやジャケットに抑揚をつけてくれるため、普段と違った魅力的なスタイル作りにおすすめです。
タブカラーシャツの着こなしポイント
タブカラーシャツは、ネクタイが収まるスペースが狭くなっているため、タブカラーシャツに合わせるネクタイは、レギュラータイよりも「ナロータイ」と呼ばれる4~5㎝幅の細目のネクタイが、結び目もかさばらずフィットします。
また、Vゾーンが狭くなりがちなスリーピースのスーツやベストにも、襟周りが小さくまとまるタブカラーシャツは、おしゃれにまとまりやすいのが特徴です。ベスト付きのスリーピーススタイルも、タブカラーと同様で華やかな印象をもつため、相乗効果となりおしゃれ度がアップするでしょう。