スーツのカフスの3つの基礎知識
ビジネスシーンでもプライベートでもスーツをかっこ良く着こなすことができると、大人の男やデキる男という印象を与えてくれます。
カフスを使用すると、スーツにアクセントを加えることができます。
カフスの基本を知って、かっこ良くスーツを着こなしたいですね。
スーツのカフスの3つの基礎知識
【基本1】「カフス」はスーツのアクセサリーのひとつ
カフスが主に使われるようになったのは16世紀頃からと言われています。
それまでのオシャレといえば、飾りボタンが主流でした。
カフスの登場で、さまざまな袖口のシャツがデザインされて現在に至っています。
カフスの種類はさまざまですが、最初のうちはシルバー系のカフスを選択するのが無難でしょう。
シルバーであれば、どのようなシーンでつけていてもワンポイントなアクセントになります。
カフスはアクセサリーの1つです。
勤め先などでは、アクセサリーが禁止されていないかを確認した上で、使用してください。
【基本2】「カフス」と相性がいいスーツのシャツ
カフスはボタンの代わりに袖口を留めるものなので、相性が良いシャツと悪いシャツがあります。
フレンチカフス
フレンチカフスと呼ばれる、カフスを付けることを前提にデザインされたシャツは、もっともカフスと相性が良いです。
ボタンホールが2つあり、袖口を折り返してカフスを装着するタイプです。
コンバーチブルカフス
また、コンバーチブルカフスと呼ばれるタイプの袖口もカフスと相性が良いです。
コンバーチブルカフスは、袖口の一方にボタンホール、もう一方にボタンとボタンホールがデザインされているシャツで、ボタン留め、カフス留めの両方を使うことができます。
カフスと相性が悪いシャツ
カフスと相性が悪いのは、シングルカフスと呼ばれているタイプのシャツです。
これは一方にはボタン、もう一方にはボタンホールが付いているタイプ。
つまり、皆さんが通常着ているタイプの袖口です。
なぜ相性が悪いかというと、このタイプのシャツにカフスをつけるとなると、ボタンを外して新たにボタンホールを開ける必要があるためです。
自分でキレイに加工できる自信があるならば良いですが、そうでないならばフレンチカフスを選ぶのが良いでしょう。
【基本3】「カフス」とスーツコーディネートで気を付けたいポイント
ゆるめの袖口のシャツを選ぶ
カフスを装着する場合は、少しゆるめの袖口のシャツを選びましょう。
袖口が小さいとカフスを装着できませんし、大きすぎるとだらしなく見えるので、せっかくのオシャレが台無しになってしまいます。
またシャツの色は、白を選んでおくと失敗が少なくなります。
慣れてきたら、ブランドに拘ったり、自分なりのコーディネートにチャレンジするのも良いでしょう。
フォーマルスーツ以外でアクセントを付けるのは難しいところですが、カフスはそれをあっさりと解決してくれます。
初心者におすすめのカフス
カフスを使ったことがない人は、白いフレンチカフスにシルバーのカフスを使用すると、失敗が少ないでしょう。
慣れてくるといろいろとチャレンジしたくなるでしょうが、下品にならないように注意しましょう。
カフスの種類によっては金縁がデザインされているものがあり、使いどころを選ぶものなので注意してください。
カフスの使い方をマスターしてスーツを着こなそう!
カフスの使い方をマスターして、かっこ良くスーツを着こなせる男を目指しましょう。