秋冬のスーツは【グレンチェック】でオシャレに!
気温も下がってきて重ね着が増える11月。スーツもベストやニットを重ねて着たり、ジャケットまでしっかりと羽織る季節ですね。せっかくですから、この季節はお洒落にスーツを着こなして周りから好印象を得たいものです。
ここでは、落ち着いたものから個性のあるものまで幅の出せるグレンチェック柄について紹介します。
グレンチェックってなに?
グレンチェックを見たことはあっても、名前だけ聞いてはピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
グレンチェックとは、グレナカートーチェックの略称で格子(チェック)柄の一種です。他と違うのは一見普通のチェックに見えても、近づくと千鳥格子とヘアラインチェック(細い線のチェック)など4種の細かい格子を縦横に組み合わせることで大きな格子に見える柄のことを言います。
プリンス・オブ・ウェールズ・チェックとも呼ばれ、「お洒落」を語るには外せないウィンザー公が英国王子だったころにこの柄を愛用していたために、こう呼ばれるようになりました。
グレンチェックを着こなす
グレンチェックは個性的で、合わせるのもセンスが必要です。合わせるのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
グレンチェックを着る際はまず、格子の大きさがどれくらいのものかを基準に考えると良いでしょう。
格子の大きさが小さいようでしたら、普段仕事に着ていくスーツとして、格子が大きいものはお洒落着としてパーティシーンなどを選んで着ていくとよいでしょう。
相性のシャツ
グレンチェックには、無地の白やグレーのシャツや、ストライプ柄のシャツを合わせるのがオススメです。
グレンチェック自体が、細かい柄の集合体のため、そこに細かい柄のワイシャツやネクタイを合わせてしまうと、少しうるさいイメージになってしまいます。
グレンチェックのスーツを着る時は、シャツはシンプルなものを選ぶと良いでしょう。
相性の良い靴
明るいグレーなど、淡色のスーツの場合は、茶系の革靴がオススメです。全体的に柔らかな雰囲気を演出できます。靴に個性を出したいときは白のスニーカーを選んでみてはいかがでしょうか?
黒など濃色のスーツの場合は、スーツと同じような黒の革靴がオススメです。グレンチェックは柄自体に濃淡を感じられるため足元に黒を置くとコントラストが効いてすっきりした印象がでます。
相性の良いネクタイ
シャツと同じように、奇抜だったり主張の強いものは避けるとよいでしょう。
黒系のグレンチェックの場合、色は黒やネイビー、柄は無地やストライプのものがオススメです。
グレーや茶系のグレンチェックには、ネクタイに明るい色を選ぶとカジュアルさを演出できます。パーティシーンではオレンジなど暖かい色の入ったストライプなどを選ぶのもお洒落です。
カジュアルスーツで着る
オフィスカジュアルでスーツを着る方も多くいるでしょう。そんな方はわざとネクタイを合わせないこともオススメです。
ダークグレーの3つ揃スーツに、グレーのワイシャツで落ちついた大人な雰囲気を出したり、明るいグレーのスーツにニットを合わせてカジュアル感を強く出すなどもできます。
グレンチェックは、その柄だけでとてもおしゃれなアイテムになります。ネクタイを使うときは柄や色だけでなく結び方でまたバリエーションも増えますし、ベストやニットなど重ねて見せることもできます。靴もスニーカーから合わせることができる選択肢の多い柄です。是非持っておきたいスーツのひとつですね。