ビジネススーツに合うスプリングコート選びのポイントを知ろう!
ここでは、ビジネススーツにも合わせやすいスプリングコートの種類と、おしゃれに着こなすコツを解説します。
スプリングコートの種類を知ろう
また、コートによっては防水生地を使ったものもあり、多少の雨なら弾いてくれるので外回りや通勤時などに重宝します。
ビジネススーツに合わせやすいスプリングコートは次の3タイプです。
トレンチコート
トレンチコートのデザインや構造は、第一次世界大戦時にイギリス軍によって開発された”防水型の軍用コート”がベースとなっています。
肩や腰・袖周りにベルトがついているのが特徴的で、水が侵入しにくく風を通しにくいことから、春先にぴったりのコートだといえるでしょう。
チェスターコート
襟付きのシングルボタンで、すっきりストレートな形が特徴的なコートです。
正式には「チェスターフィールドコート」といい、19世紀にチェスターフィールド伯爵が初めて着たことでこの名前が付けられました。
スーツのジャケットに近い形のシンプルなコートで、かっちりとした印象に仕上がります。
ステンカラーコート
ステンカラーは、フランス語の「ステン(支える)」に「カラー(襟)」を足した和製英語です。
袖がラグラン袖になっており、ゆったりと着られるコートです。
また、襟首の後ろが高くなっているので、首周りの印象が引き締まり、上品に着こなせます。
スプリングコートの選び方&着こなしのコツは?
形の選び方
スプリングコートは形によって与える印象が異なります。
例えば、トレンチコートは固い印象になりすぎずカジュアルな雰囲気に仕上がります。
チェスターコートはシックで落ち着いた印象を演出したい男性にぴったりなコートといえるでしょう。
ステンカラーコートは上品に着こなすことができ、スーツとの相性も抜群です。
色の選び方
同じ形のスプリングコートでも、色によってがらりと印象が変わります。
春先に人気なのは、ベージュやライトグレーといった爽やかで明るい色です。
また、「仕事先や職場の規定で、カジュアルすぎる印象になるのを避けたい」という場合は、ネイビーやブラックがおすすめです。
スーツと合わせてモノトーンコーデに仕上げ、全体の印象をすっきり引き締めましょう。
サイズ感・ボタンによる着こなしのコツ
スプリングコートをおしゃれに着こなすにはサイズ感も重要です。近年は体よりも大きめのサイズ(ビッグシルエット)のアウターが流行ですが、ビジネスの場ではだらしない印象になってしまうのでNGです。ジャケットの上から羽織ったときにすっきりと見え、動きやすいサイズのものを選びましょう。
さらに、スプリングコートの前ボタンを開けることで、中に着ているスーツやシャツ・ネクタイとのコーディネートを楽しめますよ。
肌寒いときや雨が降ってきたときは前を閉めるようにするなど、TPO・気温などに合わせて開け閉めすると良いでしょう。