スーツの汚れ・シワ・テカリを防ぐ方法
スーツを着るならば、どんなシーンでも清潔感のある着こなしがしたいもの。
でもスーツのケアを怠ると、シミ・シワができたり、生地が劣化して元のカッコ良さが損なわれてしまったりと、全く清潔感のないスーツになってしまいます。
日頃のケアで、カッコいいスーツを保つことが重要ですね。
今回は、そんなスーツのケア方法をご紹介します。
清潔さはスーツを着こなすうえでのマナーなので、ぜひ覚えておいてください。
スーツの汚れを落とす方法
汚れがあっては清潔感など出るわけがありません。
しかし、スーツのシミや汚れは早めにケアしないと、さらに落ちにくくなってしまうことも……。
自分でできる汚れのケア方法を見ていきましょう。
脂溶性の汚れ
マヨネーズ・口紅などの油溶性の汚れがついてしまった時のケア方法です。
マヨネーズの汚れの場合
マヨネーズの場合はベンジンを含ませたタオルで叩くように落としていきます。
水で絞ったタオルで叩き、自然乾燥させましょう。
口紅の汚れの場合
口紅の汚れは歯ブラシを使用して落とすのも有効です。
石鹸を塗りこんでからタオルで落としましょう。
水溶性の汚れ
コーヒー・ソース・醤油などの水溶性の汚れも叩いて落とすのが基本。
タオルを敷いて当て布を敷きながらケアしましょう。
汚れがひどい場合
汚れがひどい場合はアルコール・中性洗剤を使用してください。
- マニキュアによる汚れには除光液
がオススメです。
スーツのシワをケアする方法
スーツは、どうしてもシワができやすいのが難点。
シワだらけのスーツは清潔とは程遠いので、日頃のケアを心がけていきましょう。
霧吹きでスーツのシワは防げる！
1～2週間に1回、霧を吹きつけてハンガーに吊るしておくだけでシワはなくなります。
シワがひどい場合は、蒸気・アイロンでシワを取りましょう。
ウール製のスーツはシワに注意！
ウール製のスーツは、水分と熱でシワが復活してしまいます。
当て布をしないとテカリが出てしまう可能性があるので注意しましょう。
スーツのテカリ対策
スーツにテカリが出ると、安っぽく見えてしまいます。
テカリが出てしまった場合は、ベンジンをつけたタオルで軽く拭いて、ブラッシングをケアしましょう。
これによって、テカリを抑えることが出来ます。
スーツをクリーニングに出さないまま清潔に保つ方法
汗などによってもスーツの清潔さは失われてしまいます。
ウール素材のクリーニングのしすぎは禁物
ウール素材だと羊の油がクリーニングによって取れてしまうことも……。
夏はクリーニングに出す機会が増えるかと思いますが、ひんぱんにクリーニングを活用するのは控えたいところですね。
夏の汚れはセルフケアできる！
夏の汚れはセルフケアしましょう。
襟周り・脇は、汗で汚れやすい部分です。
水を固く絞った布で拭くだけで、かんたんにケアできますよ。
ウールには、天然の洗浄力が備わっています。
清潔感を損なうような臭い・汚れも、充分に落とせます。
セルフブラッシングケア
ブラッシングは平面かハンガーにかけて行いましょう。
手順1
最初は逆目にブラッシングするのが鉄則。
毛並みがそろうので、失われてしまった光沢を戻すことができます。
手順2
次に、順目に沿ってブラッシングしてください。
これによって、スーツの生地に入ってしまった汚れを落とすことができます。
スーツは毎日のセルフケアが大事！
ちょっとしたケアをするだけで、スーツ本来のカッコよさを損なわずに着こなすことが出来ます。
毎日のケアを大切に行ってくださいね。