自分でできる! スーツのボタンの付け方について



自分でできる! スーツのボタンの付け方について

スーツのボタン

気が付いたら、着て行く予定のスーツのボタンが取れかかっていたという経験はありませんか。
そんな時、自分でボタンを付けることができたら、お直しに出さなくてもすぐに着ることができます。
今回はスーツのボタンの付け方をご紹介いたします。

ボタンの種類について

ボタンは種類が豊富で、形や糸を通す穴にも様々なタイプがあるのをご存知でしょうか?
最もポピュラーなのは表面に穴が開いている表穴ボタンで、2つ穴と4つ穴があります。

2つ穴ボタンはその名の通り、穴が2つ開いているボタンのことで、ワイシャツなどに使われます。
4つ穴ボタンは4つ穴が開いており、布に固定する部分が多く、安定感があることからスーツによく使われているのが特徴です。

基本のスーツのボタンの付け方

基本となるスーツの4つ穴ボタンの付け方を紹介します。

1.30~50㎝くらいの糸を針に通して、端を玉結びにしておきます。

2.ボタンを付ける位置に表側から針を刺し、少しすくって表に出します。

3.ボタンの穴に裏から糸を通し、さらに表から裏に通します。あまり強く引かないようにしましょう。

4.ボタン穴のひとつに裏から糸を通し、次にとなりの穴に生地の表から裏へと糸を通します。

5.ボタン穴の幅より少し狭い幅位置に針を刺し、裏に引き抜きます。手でボタンを浮かせた状態に固定しながら、糸を引くのがポイントです。

6.もう2つのボタン穴も同様に糸を通します。1~5を2回繰り返しましょう。

7.穴の幅より少し狭い幅の位置に針を刺して、表に引き抜きます。

8.ボタンの付け根の糸にきつめに3回ほど巻き付けましょう。

9.付け根に針を刺し、裏に引き抜きます。

10・糸の根元の表生地をすくい、針に数回糸を巻き付けます。この時、巻き付けた糸を押さえながら針を抜きます。

11.さらにもう一度、糸の付け根の表生地をすくい、糸を通してから切ります。

12.これで完成です。

今回は簡単な平行縫いを紹介しましたが、クロス縫いしたい場合は最初にボタン穴に針を通す時、斜めに糸がかかるように通してください。

スーツのボタン付けのポイントとは

スーツのボタンの付け方にはポイントがあります。

・ボタンの縫い方……スーツのボタンは糸が二重になった平行縫い、斜め掛けのクロス縫いに分かれます。
自分でボタンを取り付ける場合、どちらかの縫い方に揃えましょう。

・ボタンを縫い付ける糸の色……糸の色も他のボタン部分と揃えるのが基本です。
手元に同じ色がなければ、黒や紺などの濃い色を選ぶと目立ちにくいでしょう。

・ボタンの用途に合わせて縫い付ける……付け外しできるボタンは留めやすいよう、若干浮かせて縫い付けるのがポイントです。
一方、袖口などに飾りで付いているボタンは浮かせる必要はありません。

スーツのボタンの付け方を知っていれば、慌てることもありません。お直しに出すとボタンひとつでも料金がかかってしまうので、自分でボタン付けくらいできるようにしておくと節約にもなります。
もし、ご自身での作業が面倒でしたら、当店にお持ちいただくかお送りください。

当店のスーツはもちろん、他店のオーダースーツ、既製服でも、ボタン付けのお直しはサービスでさせていただきます。
ボタンを付ける糸も、ボタン付け専用の糸を使用しますので強度的にも安心です。

スーツのボタン

スーツのボタンの付け方にはポイントがあります。

・ボタンの縫い方……スーツのボタンは糸が二重になった平行縫い、斜め掛けのクロス縫いに分かれます。
自分でボタンを取り付ける場合、どちらかの縫い方に揃えましょう。

・ボタンを縫い付ける糸の色……糸の色も他のボタン部分と揃えるのが基本です。
手元に同じ色がなければ、黒や紺などの濃い色を選ぶと目立ちにくいでしょう。

・ボタンの用途に合わせて縫い付ける……付け外しできるボタンは留めやすいよう、若干浮かせて縫い付けるのがポイントです。
一方、袖口などに飾りで付いているボタンは浮かせる必要はありません。

スーツのボタンの付け方を知っていれば、慌てることもありません。お直しに出すとボタンひとつでも料金がかかってしまうので、自分でボタン付けくらいできるようにしておくと節約にもなります。
もし、ご自身での作業が面倒でしたら、当店にお持ちいただくかお送りください。

当店のスーツはもちろん、他店のオーダースーツ、既製服でも、ボタン付けのお直しはサービスでさせていただきます。
ボタンを付ける糸も、ボタン付け専用の糸を使用しますので強度的にも安心です。