スーツに付着した花粉はブラシで落とそう! 効果やメリットは?
ブラシがけをするとスーツについた花粉を落とせるため、花粉症の辛い症状を和らげることができます。
また、ブラシでスーツのケアをすることには、花粉対策以外のメリットもあるのです。
今回の記事では花粉対策としてスーツへブラシをかけたときの効果や、その他のメリットについてご紹介します。
スーツの花粉にはブラシがけが有効! その効果とは?
実は、これだけでは花粉をきちんと落とすことができないのです。
しっかりと花粉を取り去るには、洋服ブラシを使ってケアすることをおすすめします。
洋服ブラシは豚毛や馬毛などの天然素材のものを使用すると良いでしょう。
天然素材の洋服ブラシは静電気の発生を防いでくれますよ。具体的なブラシがけの手順は次のとおりです。
■手順
1.コート(ジャケット)を着たまま、ブラシで肩と袖を払う
2.コート(ジャケット)を脱いで、身頃に付いた花粉をブラシで払い落とす
3.スラックスの前と後ろにブラシがけをする
4.髪に付いた花粉を手で払って完了
洋服ブラシを使ってケアすることで、スーツの繊維の奥に入り込んだ花粉が浮き上がり、しっかりと落とすことができます。
これにより花粉を室内へ持ち込みにくくすることができるのです。
ちなみに、カシミアやシルクなどの高級素材でできたスーツには「馬毛」のブラシ、ウールなど一般的な素材でできたスーツには「豚毛」のブラシが適しています。
スーツの素材によって使い分けてみてくださいね。
スーツへのブラシがけは、花粉対策以外のメリットがある
スーツにブラシをかけることは、花粉対策以外にもメリットがあります。
スーツは毎日着用しているとホコリや髪の毛、チリなどが付着していきます。
これらの汚れを放置するとダニが発生して健康被害を起こしたり、カビや雑菌が繁殖して生地が傷む原因となってしまったりするのです。しかしこまめにブラシをかけておけば、汚れが生地の奥に溜まりにくくなり、トラブルを防ぐことができます。
また、スーツは着ているうちに繊維が毛羽立ってきたりこすれて圧縮されたりして、生地の風合いが変化してしまうことがあります。
定期的にブラシをかけて生地の目を整えることで、スーツ本来の美しさや光沢感をよみがえらせることができ、周りから見たときの印象も良くなりますよ。
お気に入りのスーツをきれいに着用し続けるためにも、ブラシを使ったケアは欠かせないものだといえます。
定期的にブラシがけをして清潔さをキープしましょう
また、ブラシがけは花粉の時期だけではなく、1年を通じておこなうと良いですね。
スーツの清潔さをキープして長持ちさせるためにも、こまめにブラシがけをする習慣をつけましょう。