スーツの除菌対策4つ! お手入れの注意点についてもチェック
スーツ溜まった汚れから雑菌が繁殖すると、ニオイや衛生面が気になりますよね。このとき間違った方法でお手入れを続けてしまうと、スーツを傷めてしまうことにもなりかねません。
そこで今回は、スーツの除菌対策で避けるべき行動をご紹介。スーツの除菌対策として効果的な5つの方法についても解説しますので、ぜひご覧ください。
スーツの除菌対策でやってはいけないことは?
スーツは着ているうちに汗や皮脂などの汚れが蓄積されていきます。また、食べ物・飲み物などをこぼしてしまうこともあるでしょう。生地に汚れが残っていると雑菌が繁殖し、嫌なニオイを発しやすくなるほか、カビが生えやすくなって生地が傷むおそれも。
とはいえ、スーツはシャツのように毎日洗濯するのが難しいアイテム。ご家庭で次のようなケアをされている方も多いかもしれません。
・衣類用の除菌消臭スプレーで毎日ケアしている
・毎回ドライクリーニングに出している
衣類用の除菌消臭スプレーは気になるニオイに対して即効性があるため、毎日使っている方も多いのではないでしょうか。しかし、スプレーだけでは雑菌繁殖の元になる「汚れ」が取れないため、根本的な解決にはなりません。また汚れが取り切れないままスプレーをすると、汚れとスプレーの成分が混ざり、輪ジミができる可能性もあります。
ドライクリーニングについては型崩れを起こしにくいクリーニング方法として有効ですが、水溶性の汚れ(汗など)を取ることはできません。汗などの汚れを取るには、汗抜き加工等の水洗いクリーニングが必要になります。
スーツの正しい除菌対策! おすすめの方法4つ
スーツのニオイや汚れを防ぐには、毎日のお手入れが大切。ローテーションを組んだり、定期的にクリーニングへ出したりするのも重要な“除菌対策”になります。また除菌対策としては、便利なツールの力を借りるのもおすすめです。
スーツを脱いだらブラッシングで汚れ・ホコリを落とす
毎日のケアとして習慣にしたいのが、ブラッシングです。スーツを脱いだあとブラッシングをすることで、表面の汚れやホコリを落とし、雑菌が繁殖するのを防げます。
スーツは3~4着を着回して休ませる
同じスーツを毎日着ていると、汚れが蓄積するペースが早くなります。そのため、スーツは3~4着揃えておき、ローテーションで着用することをおすすめします。
1回着たスーツは3日ほど休ませるのが理想です。こうすることでスーツに含まれる汗、湿気が飛び、雑菌が繁殖しにくくなります。生地が傷みにくくなる効果もあるので、ぜひ心掛けてみてください。
月に一度クリーニングに出す
スーツを清潔に保つには、やはりクリーニングが効果的です。クリーニングの頻度は最低でも月に1回が理想的。着用頻度が多い場合は、2週間に1回はクリーニングしたいところです。
汗をたっぷりかく時期や前回のクリーニングから間が空いてしまったときは、汗抜き加工で汗などの汚れを取るとよいでしょう。
衣類スチーマーでスーツの除菌消臭&シワ取り
除菌対策として便利なのが、衣類スチーマーです。蒸気でスーツ表面の除菌ができ、消臭・シワ取りの効果も期待できます。衣類スチーマーは薬剤を使わないため、生地に化学成分が残りにくい利点もあります。
近年ではロッカー型の衣類スチーマーも販売されています。これはスーツをハンガーにかけるだけで、スチームによる除菌・シワ取りができるというもの。置き場所や予算に余裕があるのであれば、こうした便利な家電を活用するのもおすすめです。
>除菌対策をしてスーツを清潔に保とう!
毎日着るスーツだからこそ、除菌ケアはしっかりと行いたいもの。またスーツを仕立てる際に、抗菌加工済みの生地を選ぶという方法もあります。除菌ケアの手間を少しでも減らしたい方は、こうした手段があることも知っておくと良いでしょう。