スーツに合わせたい大人の小物 「ネクタイピン」の魅力
胸元にキラっと光ってスーツスタイルをより華やかに見せてくれるサラリーマンのおしゃれアイテムといえば「ネクタイピン」ですよね。
しかし、意外とその種類や着け方を知らない方は多いものです。
正しいネクタイピンの知識を身につけて大人のおしゃれを楽しみましょう。
ネクタイピンは何のためにつけるの?
ネクタイピンはおしゃれなアクセサリー感覚でつけているイメージですが、おしゃれだけでなく、機能性も高いです。
ネクタイは表の大剣と裏にくる小剣があり、1日着用しているとねじれてしまうことも少なくありません。
男性はなかなか鏡を見る機会が少ないので長時間気がつかないことも多いですが、この部分が乱れているとスーツスタイル全体がだらしない印象になります。
シャツとネクタイの大剣・小剣をネクタイピンではさむことで、揺れて乱れるのを防ぐことができるのです。
ネクタイを直す手間も省け、いつでもピシッとしたスーツ姿をキープできます。
ネクタイピンの種類について
ネクタイピンは主に3種類あります。
一つはワニ口式ネクタイピンです。
これはバネのついたクリップ式になっていて、チェーンでつながっていることが多いのが特徴的。
チェーンは落下防止になっていてチェーンの先についている輪をYシャツのボタンにひっかけます。
そして、チェーンをピンと張った状態でクリップをとめると完成です。
二つめはクリップ式のネクタイピン。
こちらはバネがなく、金属の力ではさむタイプのネクタイピンです。
三つめはタイタックです。
タイタックはピアス式になっていてワンポイントのようにネクタイを針で刺して裏からキャッチャーをつけます。
ネクタイピンをつける位置について
ネクタイピンを着ける位置によってスーツスタイルの印象が異なります。
一般的には上着を羽織った際にチラッと見える位置につけることが多いです。
目立ちすぎず、ふとした時に光るのがおしゃれですね。
しかし、最近では少し上の位置につけて全面的にネクタイピンが見えるようにつけるのがトレンドのようです。
ネクタイピンの種類も豊富になってきているので、全体が見えるように着けることで華やかな印象になりますね。
クールビズで上着を使用しない場合には下の方に着けることが多いです。
風に吹かれてもなびかないので崩れにくく機能性十分です。
ネクタイピンの性質とは
ネクタイピンの多くは金属でできています。
成分は、高価で色の変色がしにくい金・銀・プラチナか、比較的安価で空気によって黒っぽくなってしまう銅・亜鉛・ニッケルを含んだ金属です。
使う頻度や自分の年齢から考えると選びやすいかもしれません。
ネクタイピンの着け方や種類を覚えるだけでも、スーツスタイルの幅はもっと広がっていくことでしょう。
今回の記事を参考に、自分にぴったりのネクタイピンを選んでみてはいかがでしょうか?