脱・リクルートスーツ!ビジネススーツとの違いやお洒落に着こなすコツ
就職活動の際に新調するリクルートスーツ。
入社後も、そのままリクルートスーツを愛用する方は少なくありませんが、入社2年目となり新入社員を卒業するころには、リクルートスーツも卒業しビジネススーツをお洒落に着こなしたいものです。
そこで今回は、リクルートスーツとビジネススーツの違いについて紹介するとともに、ビジネススーツをお洒落かつ好印象に着こなすコツをお伝えしていきたいと思います。
リクルートスーツとビジネススーツの違い
リクルートスーツは、別名「就活スーツ」と呼ばれており、就職活動のシーンにふさわしいスーツとして作られたものです。
個性よりも協調性をアピールするために、無難で地味なデザインになっており、短期間しか着用しないことを想定し、一般的にポリエステルや化学繊維といった安価な素材で作られています。
それに対してビジネススーツは、長期での使用を想定したウールなどの上質な生地が使われることが多く、デザイン的にも実にさまざまな色・柄、形が用意されており、好みや個性に合わせたものを選ぶことができます。
ビジネススーツをお洒落に着こなすコツ
仕事にある程度慣れ、余裕が出てくることには、リクルートスーツではなく自分に合ったビジネススーツを着こなすことで、取引先などからも信頼感を高めることができます。
ビジネススーツにはデザインの選択肢が多く、ビジネススーツの定番とされるネイビーやグレー色においても、さまざまな色の濃淡や柄のニュアンスの中から自分好みのものを選ぶことができるでしょう。
選び方次第で、個性を演出したり、気分を上げたり、他の社員と差をつけたりすることができる点で、リクルートスーツと大きく異なります。
近年のトレンドは、タイトなシルエットから少しゆとりを持たせた標準的なシルエットへと移行しており、スラックスもタック入りを選ぶ人が増えています。
また、若手社員の間では、シャープでかっちりとした印象のブリティッシュスタイルや、鍛え上げた筋肉のシルエットがきれいに出るイタリアンスタイルに人気が集まっているなど、トレンドを意識してスーツを選ぶことで、お洒落な着こなしを楽しむこともできるでしょう。
愛着を持てるビジネススーツ選びでは、自分の体型に合ったサイズ感のスーツを選ぶことも大切です。サイズ感が合っているだけで、スーツスタイルが美しく決まるからです。
スーツ専門店では、リクルートスーツとしても使用できるビジネススーツを、オーダーで仕立てることもできます。既製品に比べてお値段はかかりますが、結果的に長く着用することができるので、おすすめです。