おしゃれなウォームビズスタイルに! 着こなしの基本をおさらい
地球温暖化や省エネ活動の一環としてウォームビズを取り入れる企業が増えるなか、ビジネスの場でどんなアイテムを取り入れるのがよいのかについてのお問合せをいただくことがあります。
そこで今回は、ウォームビズに取り入れるアイテムの基本的な考え方や、ウォームビズに適したアイテムについてご紹介したいと思います。
おしゃれを意識しながらウォームビズにもスマートに対応していきましょう。
ウォームビズに取り入れるアイテムの基本
ウォームビズでは、エアコンなどの暖房器具に頼り過ぎないように室内の設定温度の目安が20度程度となっています。つまり、20度程度の室温で快適に過ごせるビジネススタイルを意識し、温かくなることのほか、「薄手であること」「シンプルな色柄」であることが、アイテムの基本となります。
スーツやジャケットに、フランネルやツイードなどの冬向きの暖かい生地を取り入れるのはもちろんですが、それに薄手のニット素材などのアイテムを重ねます。
カジュアルな印象を与えやすい生地の厚いボテッとしたアイテムや、重ね着が難しい色柄に特徴のあるアイテムは、すっきりとした着こなしにまとめるのが難しいため、ビジネスの場では控えるようにしましょう。
ウォームビズに適したアイテムと着こなし方法
1.機能性インナーと厚手の靴下
寒さ対策は、まずは見えないところから始めるのが簡単です。
ヒートテックなどの薄手で暖かいインナーシャツやパンツを取り入れ、靴下も冬用のウール素材で足首をしっかりと覆う長さのものが暖かくておすすめです。
ただし、厚手のものはアウターに響いてしまうので避けるようにしましょう。
2.薄手ニット・ベスト
ジャケットの下に薄手のニットやベストを着用するのもウォームビズの定番です。ネクタイ着用ならVネックのものを選びます。グレー系やネイビーの無地がコーディネートしやすくておすすめです。
3.タートルネックニット
オフィスカジュアルOKなどシャツの着用が不要なオフィスなら、タートルネックニットが活躍します。首を温めることは寒さ対策の基本ともいえます。ハイゲージの定番色を揃えておけば、ジャケットを羽織るだけでキチンと感が出て、ビジネスシーンでも大いに活躍するでしょう。
4.カーディガン
オフィスではジャケットを脱いで作業をしたいという方には、1枚でもサマになるカーディガンがおすすめです。網目の詰まった保温性の高いカーディガンは、気温20度でも温かく動きやすいものです。また、前ボタンを外せば体温調整が可能で脱ぎ着が楽にできるのも魅力です。
5.インナーダウン
寒さが気になる方には、保温性抜群のインナーダウンの着用も検討しましょう。
シャツやニットの上に着用し、ジャケットを羽織れば、身体に冷えを寄せ付けずに仕事に集中できるでしょう。ジャケットと同系色で統一感を出し、Vネックタイプを選ぶことで、オフィススタイルとしても違和感がないでしょう。
ウォームビズの着こなしでは、薄手の素材を重ね着するのが基本となります。
インナーに厚手のものを着用するよりも、ニットなどを取り入れることで、見た目にも暖かく秋冬のおしゃれなビジネススタイルとなるでしょう。