ネクタイのマンネリ防止! 素材・織り方で差を付けよう



ネクタイのマンネリ防止! 素材・織り方で差を付けよう

ビジネスコーデの中でも着こなしのアクセントになる「ネクタイ」。全体で占める面積こそ少ないものの、ネクタイを変えるだけでもガラリと印象が変わります。

そこで今回は、ネクタイの種類についてご紹介します。「いつも同じネクタイを選んでしまう」「印象を変えたい」という方は、ぜひご覧ください。

ネクタイにはどのような種類がある?

ネクタイ選びについて知る前に、まずは代表的なネクタイの種類について知っておきましょう。

 

ダービータイ:レギュラータイ、ナロータイ、ワイドタイ

三角にとがった剣先のネクタイを「ダービータイ」といいます。

もっともオーソドックスなネクタイであり、ビジネスからカジュアル、パーティーシーンでも広く用いられています。

ダービータイは大剣(下側に来る広い部分)の幅によって呼び名が変わります。

 

・レギュラータイ:大剣幅が79cmのネクタイ

・ナロータイ:大剣幅が46cmのネクタイ

・ワイドタイ:大剣幅が10cm以上のネクタイ

ニットタイ

ニットのように編み目が特徴的なネクタイです。「スクエアエンド」という先端が四角い形をしているものが多く、カジュアル感のある着こなしをしたい時に向いています。

蝶ネクタイ(ボウタイ)

蝶のような形をしているネクタイです。パーティーのイメージが強いですが、近年ではカジュアルなコーディネートのポイントとして取り入れる方も多くなっています。

ネクタイ別・季節に応じた素材選びのコツ

季節に応じたおしゃれを楽しみたい人は、ネクタイで季節感を出すのがおすすめ。また、フォーマル度に合わせて色柄を調節するのもよいでしょう。

レギュラータイ:リネンやウールで季節感ある着こなしに

レギュラータイの中でも、シルクやポリエステルなどで仕立てられたものはオールシーズン活躍してくれます。

 

季節感を演出したいときは、さらりとした「リネン」、起毛感のある「ウール」などを選ぶとよいでしょう。リネンはややカジュアルな印象ながらも、夏に使用することで清涼感のある着こなしに。ウールは温かみのある印象で、秋冬のスーツに良く似合います。

 

同じ形でも、素材が変わるだけでグッと季節感あふれる仕上がりになります。オールシーズン使えるネクタイの他に、こうした季節素材のネクタイを揃えておくと便利です。

ニットタイ:素材で季節感を出せばオールシーズンOK

ニットタイの中でも、シルクやコットンで織られたものは清涼感があり、春夏向きです。一方ウールで織られたものは暖かみが感じられるため、秋冬向きとなります。

 

春夏は明るめのトーンのニットタイ、秋冬は落ち着いたトーンのニットタイを選ぶなど、季節に応じて色にもこだわってみるとよいでしょう。

蝶ネクタイ:フォーマル度に合わせて色柄を調節、季節感も

本来は夜の礼装に用いられる蝶ネクタイ。フォーマルな場では「黒」「白」の蝶ネクタイが正礼装に用いられます。準礼装(結婚式の参列者など)なら、光沢感のあるシルバー、ネイビーなども華やかな印象に仕上がるでしょう。

 

一方カジュアルな装いには、ストライプやドット柄などのポップな柄が良く似合います。カジュアルシーンでは光沢感の少ないコットン、ウールなどの素材がなじみやすいでしょう。コットン素材は春夏に、ウール素材は秋冬の装いにぴったりです。

シャツとのバランスを見つつ、コーディネートを楽しんでみてくださいね。

ネクタイのバリエーションで季節のおしゃれを楽しもう

さまざまな種類のネクタイ

ネクタイにはフォーマル感の強いものからカジュアルテイストのものまで、さまざまな種類があります。冬服にマフラーを合わせるのと同じく、ネクタイを変えるだけでも大きく印象は異なるもの。

ビジネススタイルのアクセントとして、ネクタイ選びにもこだわってみましょう。

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