春に便利なスーツベスト! お洒落に着こなすコツ
春先は朝晩と昼の寒暖差が大きい時期。そんなときに活躍するのがスーツベストです。スーツベストをうまく活用すれば、着こなしにお洒落なエッセンスを加えることもできます。
ここでは着こなしにスーツベストを取り入れるメリットや、春らしくスーツベストを着こなすコツをご紹介します。
春にも最適なスーツベストのメリット
「スーツベスト」とは、スーツの下に着るために作られたベストのことです。基本的にはスーツと同じ生地で作られ「スリーピース」として着用する場合が多いですが、ベスト単体での着用ももちろん可能です。
スーツベストにはさまざまなメリットがあります。
・シャツだけのスタイルよりも品よくドレスアップできる
・ジャケットとベストを組み合わせることで格式高いスタイルに
・気温に応じて体温調節がしやすくなる
いつものスタイルにスーツベストをプラスするだけで、ドレッシーな印象に。
また、シャツ+ベストのスタイルは、ジャケットを着用していないにもかかわらずきちんとした印象を与えることができます。
春らしくスーツベストを着こなすコツは?
春らしくお洒落にスーツベストを着こなすには、「色柄」に注目したいところ。また、スマートな印象を与えるには「サイズ感」「背面の切り替え」についてもこだわってみましょう。
スーツベストの色柄選びのコツ
初めてスーツベストを取り入れる際は、ネイビーやグレーがおすすめ。どんな色柄のスーツとも相性が良く、コーディネートに取り入れやすいからです。2着目以降はチェック柄など、着こなしのアクセントになるような色柄もおすすめです。
<コーディネート例>
・明るめのグレースーツ+同生地のグレーベストでスリーピースに
・ネイビーチェックのスーツ+グレーの無地ベスト
・黒のジャケット+チノパンのジャケパンスタイルのアクセントにベストをプラス
春らしい着こなしを意識するなら、軽めの色柄・素材のスーツベストを選ぶとよいでしょう。ネイビーならやや明るめの色味、グレーならミディアムグレーやライトグレーなどがおすすめです。また、春には起毛感のある素材よりはさらりとした質感のベストがマッチします。
スーツベストは「サイズ感」が重要
スーツベストを選ぶうえでとても重要なのがサイズ感です。
ベストを選んだり仕立てたりする際は、裾がベルトにかかるぐらいがベストバランスです。それよりも短すぎてシャツが見えてしまったり、長すぎたりするとカッコ悪くなってしまうので気を付けましょう。
また、胴回りについてもジャストサイズのベストを選びましょう。窮屈すぎてシワが寄ったり、だぶついたりすると、野暮ったく見えてしまいます。
ちなみに、ベストを着用する際は「一番下のボタン」を外すのがセオリーです。スーツのジャケットと合わせて着るときは、ジャケットのボタンを留めずに着用してかまいません。
スーツベストの背面
スーツベストはフロント部分にスーツと同じ生地を使い、背中には滑りの良い生地(キュプラなど)を使うのが一般的です。このタイプには、通気性が良い分蒸れにくいメリットも。お仕事用やフォーマル用にベストを用意する際は、切り替えありのタイプがおすすめです。
一方、単体で販売されているベストの中には、前面・背面ともにスーツ生地で仕立てられている製品もあります。こちらは背面が切り替えになっているベストに比べ、カジュアル寄りのアイテムが多く見られます。このタイプは、私服のコーディネートに取り入れてみると良いかもしれません。
スーツにベストをプラス! 着こなしの幅を広げよう
スーツベストは、いつものビジネススタイルに品と洒落感をプラスしてくれるアイテム。また肌寒い日の体温調節にも一役買ってくれます。皆さんもぜひ、春のビジネスコーデにベストを取り入れてみてはいかがでしょうか。