夏の結婚式に出席する際のスーツの着こなし方とマナーについて
澄み渡った青空と輝く海が楽しめる夏は、結婚式シーズンとしても人気の季節。しかし出席する側にとっては「暑すぎてどんな着こなしをすればいいのか」と悩んでしまうことも少なくありません。
ここでは夏の結婚式におけるスーツの着こなし方や、知っておきたいマナーについてもご説明します。事前にチェックしておき、新郎新婦の門出を祝う場にふさわしい着こなしを目指しましょう。
夏の結婚式に出席するとき、スーツをどう着こなす?
夏の結婚式といえど、格式やドレスコードに沿った着こなしをするのが大人のマナーだといえます。
そんな中で、スーツの着こなしをおしゃれに見せるポイントは「季節感」。スーツの着こなし方に少々テクニックを加え、夏らしさを演出すれば、グッとあか抜けた印象を与えられます。
格式高い結婚式はブラックスーツやダークスーツに+α
格式高い結婚式ではブラックスーツやダークスーツ(ネイビーやグレーなど)の着用が良いでしょう。このとき、スーツのシルエットは細身のものがおすすめです。スマートさを演出できるだけではなく、重めの色でもすっきり涼しげな印象に仕上がるからです。
また、ネクタイやポケットチーフなどは淡いベージュやブルー、白、シルバーなどを選べば、夏らしく軽やかな印象に。ポケットチーフにオーガンジーなどの透け感のあるものを採用してもよいでしょう。
カジュアルウェディングは明るめのスーツでもOK
近年はカジュアルウェディングや身内だけの挙式なども増えつつあります。そのような場では、少々カジュアル寄りのコーディネートでも問題ありません。
夏にオススメなのは、明るめのネイビーやミディアムグレー、少し光沢のある生地で仕立てたスーツなどです。中に着るシャツにサックスブルーやギンガムチェックなどのものを取り入れれば、堅苦しくなりすぎないスタイルが楽しめます。
また、ガーデンウェディングやリゾートウェディングでは、ネイビーのジャケットに白のパンツを合わせたジャケパンスタイルも爽やかで素敵です。夏の空や海にぴったりなマリンコーデが完成しますよ。
ジャケットが暑い場合はベストを着用しよう
格式の高い結婚式ではジャケットの着用が求められるのが一般的ですが、夏の暑さでジャケットを着るのが辛い……という方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは、ジャケットの代わりにベストを着用するとよいでしょう。
ベストは体温調節がしやすいので涼しく感じるうえ、だらしない印象にならずに済みます。
着用時は体にぴったり合うサイズのものを選び、一番下のボタンを開けておくとスタイリッシュに見せられますよ。
夏の結婚式では、こんなスーツの着こなしはNG!
夏の結婚式は「暑さ」が一番の問題として挙げられますが、以下のような着こなしはNGです。
・ノージャケット
・ノーネクタイ
・半袖シャツ
カジュアルウェディングの場合はノーネクタイでもOKなことも多いですが、基本的にフォーマルな場ではジャケットかベストを着用するのが望ましいです。シャツだけの状態は下着で歩いているようなものですし、ノーネクタイや半袖シャツなどのクールビズスタイルはカジュアルすぎるのでNGです。
夏の結婚式ではスーツの着こなしに清涼感をプラスしよう!
夏の結婚式ではドレスコードに沿った着こなしを心がけるとともに、“涼しさ”“爽やかさ”を感じさせるコーディネートがポイントとなります。スーツや小物の色、素材でいろいろな組み合わせを考えてみましょう。