カジュアルさを出せる! ループタイの着こなし方を知ろう
皆さんは「ループタイ(紐ネクタイ)」をご存知でしょうか?
以前は高齢の方が着用しているイメージが強かったループタイですが、近年は“ネクタイの代わりに胸元をおしゃれに演出できる”として、若い世代にも受け入れられつつあります。
今回の記事では、ループタイの着こなし方や、着用する際の注意点などを合わせてご紹介します。
ループタイの着こなし方を知ろう
ループタイは紐ネクタイやポーラータイなどとも呼ばれ、ネクタイの代わりとして使用することができるアイテムです。日本では1970年代に流行し、近年はスーツスタイルとカジュアルスタイルの両方で使える“おしゃれアイテム”としても知られるようになりました。
ループタイを選ぶ際のポイント
ループタイを着こなすには、アグレットと呼ばれる留め具の選び方を知っておくとよいでしょう。アグレットのデザインはシンプルなものから個性的なものまで、実にさまざまです。
ビジネスシーンではあまり装飾がなくシンプルなものがおすすめですが、服装規定が厳しくない職場であればデザイン性のあるものを選んで、遊び心を演出するのもアリです。
シャツ・スーツとの合わせ方
ループタイは存在感があるので、シンプルなシャツに合わせるのが一般的です。例えばクールビズでノーネクタイになったときなどは、ループタイを合わせるとよいアクセントになるでしょう。
紐のカラーは好き好きですが、ビジネスシーンの場合は黒かダークブラウンが合わせやすいのでおすすめですよ。
ループタイを着用する際の注意点は?
ループタイを着用する際には、以下の2点に注意しましょう。
スーツとの組み合わせ次第で、おしゃれにもダサくもなる
ループタイのアグレットには装飾が多いものもありますが、これらをスーツに合わせると野暮ったくなってしまう可能性があります。ビジネスシーンで着用する場合は、サークル(丸)やスクエア(四角)など、シンプルな形がよいでしょう。
着用してもいいシーンやTPOをわきまえよう
「ループタイはネクタイの代わりになる」といっても、大切な取引先との商談や目上の方と接するときなど、「きちんとした服装」が求められる場では不向きと判断されることも多いもの。ループタイを着けても大丈夫かわからないときは、上司や先輩などに確認することをおすすめします。
ちなみに、ループタイが認められやすいシーンは「クールビズ」の場合や「服装規定がゆるく、カジュアルな服装でもOKな職場」などです。TPOに合わせてネクタイとループタイを使い分けるとよいでしょう。
ループタイで“ひと味違ったおしゃれ”を楽しもう!
ネクタイでは堅苦しいようなシーンにループタイを取り入れると、ワンランク上のこなれた印象に仕上げることができます。基本的にはフォーマルな場では控えたほうがいいとされていますが、少しカジュアルな雰囲気の結婚式や二次会・三次会などであれば問題ないでしょう。華やかな着こなしのアクセントとして活躍してくれますよ。
また、紐の色や素材、モチーフの組み合わせによって印象が変わるのも、ループタイならではの楽しみ方です。まだ持っていない方は、ぜひお気に入りの1本を見つけてみましょう!