スーツの生地に使われている一般的な「ストライプ」の種類と特徴



スーツの生地に使われている一般的な「ストライプ」の種類と特徴

ストライプのスーツとドットのネクタイ
スーツをオーダーメイドする際にはスーツの生地から選ぶことになります。
普段スーツを買わないといった方は、スーツの生地と言われてもあまりピンと来ないかもしれません。

しかし、生地についている柄はスーツ姿の印象に大きく影響するものです。
生地選びの際には色だけではなく、そこに使われている柄にも注意してみるようにしましょう。
ここでは、スーツの柄の一種である「ストライプ」の種類やそれぞれの特徴についてご紹介します。

 

ストライプの種類① ピンストライプ

ストライプの王道と言えば「ピンストライプ」です。ピンのような小さな点が連なることで縞模様を作り出していることから、ピンストライプと呼ばれています。
明るめの色に紺色のピンストライプは若々しさが演出されるとして、若者に人気です。
反対に暗めの色に明るめのピンストライプを入れることで、濃淡の差をはっきりさせることができ、引き締まった印象にすることができます。
ビジネスシーンなどで多く使われるタイプのストライプです。

 
 

ストライプの種類② チョークストライプ

チョークで引いたようにかすれたような縞模様が特徴の「チョークストライプ」。

淡い印象があり、スーツ全体に柔らかさを持たせることができます。グレーや今、ブラウン系の色がベースとなっていて、柔らかめの生地に使われることが多いです。
春夏のデザインにも使われますが、その温もりを感じられる雰囲気からか、秋冬用のスーツに利用されることが多くなります。
ビジネス向きではありませんが、少々毛羽だった生地によく合うので、冬のプライベート用に一着持ってみてもいいかもしれません。

 
 

ストライプの種類③ オルタネートストライプ

違う色、太さのストライプを交互に並べたタイプの「オルタネートストライプ」。

違う色を組み合わせていることから、ストライプの中でもよりオシャレな印象を演出することができます。
オルタネートストライプの特徴として、シワが目立ちにくいというものがあります。
ずっと同じ姿勢で仕事をすることが多く、一か所にシワが集中しやすいという方はオルタネートストライプを選んでみてもいいかもしれません。

 
 

ストライプの種類④ シャドウストライプ

スーツの胸ポケットからペンを取り出す

無地の生地に縦線が織柄として入っているのが特徴で、光の当たり具合でストライプが見えるようになったり見えなくなったりすることから「シャドウストライプ」と呼ばれています。
ネイビーとダークネイビーなど、同系色で合わせることが多く、最近では若い方が選ぶことも多い人気のストライプです。

ひとことでストライプ柄と言っても、いろいろな種類があり、それぞれで特徴が異なります。
スーツ姿にも大きく影響するものですので、スーツをオーダーメイドする際には、どのストライプにするかなど、生地の柄にもしっかりこだわるようにしましょう。

 
 

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