スーツの着こなし感が上がる!「カフスボタン」とは
男性がかっこよく見える服装といえば、スーツです。スーツを着る時は、生地やネクタイ、ワイシャツの質に気を配る人が多いと思います。それももちろん大切ですが、そこから1ランク上の着こなしを目指すなら、「カフスボタン」を導入してみてはいかがでしょうか? ワンポイントなのに、スーツの着こなし感がグッと増しますよ。
カフスボタンってなに?
カフスボタンは、ワイシャツの袖口につけるボタンです。スーツの隅っこからキラリと覗くカフスボタンは、スーツ姿をよりかっこよくオシャレにしてくれます。
もともとカフスボタンは上流階級のアイテムだった!?
カフスボタンは、かつては上流階級のアイテムだったといわれています。
1600年代初頭から流行りだしたアイテムで、上流階級の人たちがオシャレとして身につけていました。上流階級がオシャレとして使っていたということからもわかるように、カフスボタンは高級品でした。しかし、1700年代に入ったころに大量生産されるようになって、一般層にも普及するようになりました。
カフスボタンの装着手順
カフスボタンはつけるのが難しいと思われがちですが、実は簡単に着用することができます。
カフスボタンを装着する際の手順は以下の通りです。
- ワイシャツの袖口にあるボタンホールの裏側と裏側を合わせる
- 表からカフスボタンを通す
- 留め具で固定
「袖口の裏と裏」でとめるのがポイント
ポイントとなるのは、「袖口の裏と裏」でとめることです。「袖口の表と裏」でとめる人もいますが、それは本来の使い方ではないので気をつけてください。
カフスボタンがつけられるシャツ3種
カフスボタンをつけるには、カフスボタンがつけられるタイプのワイシャツを選ぶ必要があります。袖には「カフスボタンが付けられる袖」もしくは「カフスボタンが付けられない袖」があるので注意してください。
カフスボタンがつけられる袖
1. テニスカフス
カフスボタンをつけるために作られたデザインですから、カフスボタンとの相性はベストマッチ。スーツ専門店で見つけることができます。
2. ダブルカフス
こちらも、カフスボタンをつけるためにデザインされているので、相性ばっちりです。袖を折り返して着用するのが特徴です。
3. コンバーティブルカフス
普通のボタンでも、カフスボタンでも、どちらにも対応できる袖の形です。そのため、気分によってカフスボタンの脱着をしたい人に向いています。
カフスボタンが付けられない袖
シングルカフス
世の中に一番多く出回っている袖の形です。通常のボタンが、1つか2つ付いているタイプです。カフスボタンを通す余裕がないのが特徴です。
カフスボタンがつけられるシャツ3種
カフスボタンについてご紹介しました。カフスボタンを付けるだけ、スーツ姿がよりかっこよくオシャレになります。これを機に、スーツが似合う1ランク上の男性を目指してみてはいかがでしょうか?