ブリティッシュスタイルのオーダースーツで力強さを表現しよう
カッコいいオーダースーツを作りたいと考えたことがある人は多いと思いますが、ひとくちにスーツと言ってもなかなか奥が深いものです。
歴史も古く、国によってスタイルも異なってきます。
スーツのスタイルは大きく分類すると、
- ブリティッシュ
- イタリアン
- アメリカン
の3つです。
今回は、スーツ発祥の地とされるイギリスで生まれたブリティッシュスタイルのスーツに焦点をあてていきたいと思います。
「ブリティッシュスタイル」はスーツの起源のイギリスから
ブリティッシュスタイルのスーツはすべての紳士服の原型となるようなスタイルで、確立されたのは1920年頃。
ロンドンにある仕立て屋が思いついたアイディアを、既存のスーツに取り入れたことが始まりだといわれています。
ロンドン中心部メイフェア地区のサヴィルロウという通りで、背広の語源となったとされている場所でブリティッシュスタイルは発展しました。
ブリティッシュスタイルの4つの特徴
1. サイズは男らしくタイト
- 胸元はイングリッシュドレープ
- 肩幅はカッチリしたスクエアショルダー
- ウエストは高いウエストポイント適度にシェイプされたタイトなもの
が基本です。
2. 襟巾は小さめ
襟巾は小さめに作られています。
これらの特徴は、胸の厚みを強調し、男らしく力強い印象を与えるために作られています。
オーダースーツを仕立てあげる際にも意識してみてください。
3. ジャケットとポケット
ジャケットの丈はやや長めで、ボタンの位置は低めにつけられています。
アクセントとして、ジャケットの片側にだけポケットが2つ付いているチェンジポケットをつけることもあり、このチェンジポケットによって足を長く見せる効果があります。
4. 色と柄
色は、
- ダークブルー
- ダークグレー
- ネイビー
などを基調としたものが多く、柄もグレンチェックやピンストライプなどのベーシックなものを使うことが多いので、使い勝手がよいです。
ブリティッシュスタイルをオーダースーツで実現してみませんか?
オーダースーツを作りたいと考えたときに、好みはもちろん重要ですが、体型もポイントとして押さえておく必要があります。
自分のサイズ感に合ったブリティッシュスーツは、オーダースーツならではのかっこよさです。
また、細部のディティールも変更可能な部分も多いのがオーダースーツの魅力のひとつなので、自分好みのブリティッシュスタイルが楽しめます。
イギリスの代表的なブランドで伝統を守り続けているダンヒルの生地を使ったオーダースーツやフランスの高級服地ブランドでありながら、フランスのエスプリとエレガンス、イギリスの伝統と格式が同居するドーメルを使ったオーダースーツを作ることもオススメです。
上質な本物のブリティッシュスタイルを感じることができますよ。