夏用スーツでも「背抜き」より「総裏」の方が良い?



夏用スーツでも「背抜き」より「総裏」の方が良い?

夏用スーツでも「背抜き」より「総裏」の方が良い?

スーツの裏地には「背抜き」タイプと「総裏」タイプの2通りがあります。

夏用スーツは背抜きとする方が多いですが、実は総裏の方が良い場合もあるのをご存知ですか?夏用スーツを総裏にするメリットをお伝えします。

 

 

背抜きと総裏それぞれの特徴は?

まずは「背抜き」と「総裏」の違いを簡単にご紹介します。

・背抜きタイプ
スーツの裏地2/3がカットされた仕様です。「通気性が良い」「軽い」「身体にフィットしラインをきれいに見せられる」などといった特徴があります。

・総裏タイプ
スーツの裏地がカットされていない仕様です。「保湿性が良い」「重い」「暖かい」「汚れや型崩れが起きにくい」「しっかりとした印象を与えられる」などといった特徴があります。

冬用スーツには暖かい総裏タイプ、夏用スーツには涼しい背抜きタイプが一般的に用いられています。

 

夏用スーツでも総裏が良い場面がある!?

夏用スーツでも「背抜き」より「総裏」の方が良い?

涼しさについては、やはり背抜きタイプの方が優れています。
しかし背抜きタイプの場合、スーツの厚さが薄くなる分、どこかラフに見えてしまったり、重圧感に欠ける部分があります。重要な商談や会議、フォーマルな場などではやはり総裏タイプの方が良いと言えるでしょう。

問題は涼しさですが、これについてはオーダーメイドであればある程度解消できます。
オーダーメイドスーツなら裏地に使う素材を自由にアレンジすることができます。
近年は軽量で通気性の良い裏地素材も開発されているため、そういった素材でアレンジすれば、涼しさを損なわない総裏スーツを作ることができます。

見た目には重圧感のあるしっかりとした印象を演出できて、なおかつ涼しいスーツが欲しいという方には、オーダーメイドの総裏スーツがおすすめです。

 

異常気象の現代は総裏タイプで一年過ごす?

近年は、夏でも涼しい日が続くなど異常気象が多く見られます。こうした異常気象の影響で、最近は総裏タイプのスーツで夏冬問わず一年過ごす方が増えてきているようです。
また、オフィスの中では空調設備が整っているため、ある程度は、一年中快適な温度設定の下働くことができるのも、理由の一つに挙げられるでしょう。

今後もこういった異常気象が続くのであれば、オーダーメイドでやや涼しめの裏地の総裏スーツを作ることで、夏はそれほど暑さに苦しまず、冬もそのまま着用し続けることができます。今後の時代はそういった使いまわしが賢い選択と言えるかもしれません。

オーダーメイドスーツなら、夏でも総裏タイプのスーツで快適に過ごすことができます。そして総裏タイプは、背抜きタイプよりやはりメリットが多めです。
夏だからと躊躇せず、総裏タイプのスーツを作ってみてはいかがでしょうか。

 

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