ワイシャツの寿命はどのくらい? 長持ちさせる方法は?
ワイシャツは着ているうちに少しずつ劣化していき、やがて寿命を迎えます。そもそも「ワイシャツの寿命」とは、いったいどのぐらいなのでしょうか?
ここではワイシャツの寿命についての知識や買い替えの目安、ワイシャツを長持ちさせるお手入れのポイントをご紹介します。
ワイシャツの寿命サインや買い替えのタイミングは?
ワイシャツの寿命は一般的に2年前後といわれています。
ただしこれは着用の頻度や時間によっても変わってくるため、人それぞれといえるでしょう。
寿命かどうかを判断するには、「首の周りや袖周りに黄ばみが目立つ」「ほつれや破れがある」「型崩れがあったりサイズが合わなくなったりしている」といった点をチェックすると分かりやすいです。
特に黄ばみ汚れやほつれ、破れなどがある場合は、だらしなく不潔な印象に見られがちです。
なるべく早めに買い替えを検討したほうがいいでしょう。
ワイシャツを長持ちさせるためのお手入れ方法
できることならお気に入りのワイシャツを長く着たいものですね。ワイシャツを長持ちさせるにはどうすればいいのでしょうか?
洗濯の際はネットを使用し、脱水時間を短めに
ワイシャツが傷む原因で意外に多いのが「洗濯中のダメージ」です。
洗濯をするとき、他の衣類と一緒に洗濯機に詰め込んでしまうと、生地が摩擦で傷んでしまいます。
最悪の場合破れやほつれが生じる場合もあるため、注意が必要です。
ワイシャツを洗うときは他の衣類と分けるか、一緒に洗う衣類を少なめにしましょう。また、直接洗濯槽に入れると他の衣類と絡まりやすくなるため、ワイシャツ用の洗濯ネットにワイシャツだけを入れておくと安心です。
ワイシャツは脱水時間が長いとシワや型崩れが起こりやすいので、脱水を30秒ほどしたらすぐに干しましょう。
洗濯では洗剤の使い方もポイントに
ワイシャツ生地を傷めないようにするには、中性のおしゃれ着用洗剤を使うのも良い方法です。強いアルカリ性や酸性の洗剤は、生地を傷めやすいので避けた方がいいかもしれません。
襟元の汚れ落としをしたいときは、固形石鹸や酸素系漂白剤をつけて予洗いをするとよく落ちます。頑固な汚れには、食器用洗剤を直接付けるのも効果的です。軽く揉み洗いをしたら通常通り洗濯をすればOKです。
ワイシャツは1週間分用意してローテーションする
ワイシャツの枚数が少ないと、1着あたりの着用回数が多くなります。そうすると、摩擦によるダメージや皮脂などの汚れが蓄積されやすくなるので、寿命を迎える時期が早くなってしまうのです。
ワイシャツの寿命を延ばすには、ワイシャツを1週間分(少なくとも5~6枚)用意し、毎日違うワイシャツを着用するのがおすすめです。こうすると1枚1枚の着用回数を減らすことができ、結果的に長持ちしやすくなります。
ワイシャツにとって最適な状態で保管する
ワイシャツをクローゼットにかけて保管する際、ワイシャツ同士の間を空けないで収納するのはNGです。湿気が溜まりやすくなり、カビやダニなどの被害に遭うことがあるからです。
収納時はワイシャツとワイシャツの間に隙間を作って、通気性を確保しましょう。さらに、型崩れを防ぐために厚めのハンガーを使うのもおすすめですよ。
ワイシャツはビジネスマンの相棒! お手入れで長持ちさせよう
毎日スーツを着用するビジネスマンにとって、ワイシャツは欠かせないアイテム。
お気に入りのワイシャツをできるだけ長く着用したい方は、正しいお手入れ方法を知っておく必要があります。適切な方法で洗濯したり保管したりすることで、劣化しにくくなって長く着られるようになりますよ。