春夏物スーツをオーダーするなら冬がおすすめ! 注文時のポイントは?
オーダースーツを注文する場合は、季節を先取りしたオーダーが大切だということをご存知でしょうか。
オーダーしたスーツが完成するまでには日数がかかるため、時季を逃してしまうと思うようなオーダーが難しくなることもあります。
この記事では、オーダースーツのなかでも春夏物のスーツのオーダーに適した時期やその理由、そしてオーダースーツを作る際のポイントを解説していきたいと思います。
春夏物スーツのオーダーに最適な時期は?
春夏物スーツのオーダーが本格的にスタートするのは、2月です。
最近では、春夏物スーツの生地の入荷が早まっており、1月のうちからオーダースーツの生地選びを始める方もいますが、2月に入ってからの方が生地の品ぞろえが多く、選択肢も多いでしょう。
2月下旬から3月に入ってしまうと、好みの生地が見当たらないということもあるので、時期を逃さないようにオーダースーツ店をチェックされることをお勧めいたします。
早めのオーダーがおすすめの理由
早めのオーダーがおすすめの理由としては、以下の3つがあります。
1.生地の種類が豊富
先述のように、スーツ生地入荷のタイミングを狙うことで、自分好みの生地を見つけやすくなります。
特に、人気の生地は早く無くなる傾向があるので、選択肢が多いうちにオーダーされるのがよいでしょう。
2.出来上がり時期が早い
早めにオーダーしておくことで、当然、スーツの出来上がり時期も早くなります。
自分が着たい時期には出来上がっているので、スーツを活用する機会も多くなるでしょう。
3.季節の先取りでおしゃれ度がアップする
例年、春を迎える前に暖かい日が訪れることがあります。そんな日に季節を先取りして春夏スーツを着用することで、おしゃれ度を周囲にアピールできるほか、変化に敏感に対応する「できる人」を印象づけることもできるでしょう。
オーダースーツ注文時のポイント
スーツの生地の種類は多岐に渡り、オーダーする際に生地選びに迷う方も多いですが、お好みの生地を自分のサイズに仕立てられる、オーダーならではのメリットを充分に活かしたいものです。
一般的にスーツ生地は、イタリア産、イギリス産、日本産に大別されますが、それぞれに特徴があります。
イタリア産の生地は柔らかくツヤ感があり柄も豊富、イギリス産は丈夫でハリがあり、日本産は丈夫でありながらコスパが良くなっています。
また、オーダーでは「バンチブック」という生地の見本を見て注文することもありますが、冬の間にオーダーするため、生地選びでは春夏の季節に適したものを選びことも大切です。
生地には「ウエイト(Weight)」という表記がされているものがありますが、ウエイトとは生地の重さを表しており、春物スーツでは230g程度が目安となります。
また、季節に合わせた生地には、重さだけでなく織り方にも注目しましょう。
春夏物スーツは、通気性がよく暑い季節にも対応できる「平織り」が向いています。
春夏物スーツのオーダーは2月上旬から中旬ごろにオーダーすることで、春めいてきた時期のお披露目が可能となります。
春夏物のスーツオーダーは、春の到来を一層楽しみなものにしてくれるでしょう。
サイズを丁寧に測り、生地選びの相談にも丁寧に応じてくれる店舗で、春夏物のスーツをオーダーしてみませんか?