スーツの印象を変える「フロントカット」とは?オーダー時のポイントも解説!



スーツの印象を変える「フロントカット」とは?オーダー時のポイントも解説!

スーツの「フロントカット」は、着た時の印象を大きく変えるにも関わらず、意外と見落とされがちなパーツです。

普段のスーツ選びで、「なんとなく求める印象のスーツと違う」と感じているなら、「フロントカット」に注目してみるとよいかもしれません。

 

今回は、そんなスーツの「フロントカット」についてご紹介いたします。

フロントカットの種類やオーダー時のポイントについてチェックしておきましょう。

フロントカットとは? 種類と与える印象

フロントカットとは、スーツやジャケットの前身頃の前端線と裾線とを結ぶ曲線を指します。

フロントカットの曲線は、「流行」や「好み」のほか、「国柄」によっても特徴がありそれぞれ表情が異なりますが、ちょっとした違いによって印象を大きく変えるため、拘りたいポイントです。

 

フロントカットの種類には次のようなものがあります。

 

・ラウンデッド・・・自然なカーブを描くタイプで、深めの前合わせであることからパンツの股上部分はあまり見えないタイプです。

 

・セミカッタウェイ・・・前の裾のカットの角度は若干強めとなっており、股上が少し見えるタイプです。

 

・カッタウェイ・・・モーニングコートの裾に代表される前裾を大きくカットしたタイプです。着丈が短めな細身スーツ向きです。

 

・スクエア・カット・・・前の裾に丸みをつけずに角型にしたタイプです。

フロントカットのオーダー時のポイント

フロントカットは、数センチの差でスーツスタイルの印象を左右するため、オーダーの際にどのようなタイプにするかをしっかりと検討したいものです。

 

見た目の好みももちろん大切ですが、注意すべきポイントとしては大切なのは、体型を考慮して選ぶことです。よくご相談をいただくのは、恰幅がよくお腹が気になるケースにおすすめのタイプです。

このような場合は、ボタンから前端までの打ち合わせが深く、フロントの曲線は緩く重なり気味となってフロントラインがお腹まわりを包んでくれるタイプがおすすめ。フロントカットの選び方次第で、気になる部分を目立たせることなくすっきりと着こなせるようになります。

フロントカットとは

フロントカットについてご紹介いたしました。

スーツをオーダーされる際、フロントカットについてのご相談も承っています。

ご自身に合った好みのフロントカットを見つけてみてはいかがでしょうか。

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