スーツとはこう合わせる! ビジネスシーンでの小物の使い方
スーツも自分に似合うものを仕立て、靴・ネクタイも完璧だという方は「小物」に気を使ってみましょう。
さらに高いレベルのスーツスタイルを楽しむためにも、忘れがちな部分に気を配ることをオススメします。
今回はスーツに合わせる小物についてまとめてみました。
オシャレ度をアップさせて周囲の人に差を付けましょう。
スーツに合わせる「ベルト」
ベルトはただパンツを吊るだけではないということは皆さん分かっていらっしゃると思いますが、基本から間違っている方が多々見受けられます。
特にビジネスの場で基本を覚えていないと信頼にも関わる可能性があるので注意してください。
まず、ベルトの穴は定番の5つ穴を選ぶのが良いでしょう。
長さは真ん中でとめてください。
つまり、3つ目の穴でとめるようにしましょう。
デザインはシンプルなものが良いでしょう。
小物を主役にしてはいけません。
ブランドのロゴが刻印されているものは浮いてしまう可能性があるので控えてください。
ビジネスの場では特にそうなのですが、本革が一般的です。
高級感があり、スーツとマッチします。
色はスーツに合わせやすい黒が一般的です。
しかし、靴がブラウンの場合はベルトもブラウンにしましょう。
靴の色に合わせる事が大切です。
スーツに合わせる「ネクタイピン」
ビジネスの現場で便利なのがネクタイピンです。
仕事用のネクタイピンの選び方にもポイントがあります。
シンプルなデザインはここでも重宝されます。
ビジネスの現場で、基本的に小物は脇役です。
装飾が強いものは合わせづらいですし、違和感を生み出す原因となります。
ラメやクリスタルなどの装飾がついているものは避けるのが無難です。
色味はシルバーが一番です。
ピンク、青などの色がついているネクタイピンを使ったコーディネートは難しくなります。
特に最初のうちはシルバーを使うといいでしょう。
ネクタイピンの種類はワニ口式、クリップ式、タイタニックとありますが、ワニ口式は一番使い勝手が良いです。
ワニ口式は洗濯バサミのようにネクタイを挟むもので、クリップ式はマネークリップのように挟むシンプルなデザインのネクタイピンです。
タイタニックは針を通して金具でとめるタイプのネクタイピンのことをいいます。
クリップ式は金属の締め付けが弱まりやすいというデメリットがありますし、タイタニックはパーティなどの華やかな場所で使うもので、ビジネス向きではありません。
ワニ口式が最も使いやすく、初心者でも安心してスーツと合わせることができるのではないでしょうか。
スーツに合わせる「ポケットチーフ」
小物の中でも難易度が高そうに見えるポケットチーフ。
フォーマルな場でのみ身に着けるものだと考えている方がいらっしゃいますが、ファッションにおいて新しいトレンドの1つとして注目を集めています。
初めての方はネクタイとポケットチーフの色を合わせることをオススメします。
特別合わせなければいけない、というわけではないのですが、小物が1つ増えると色の合わせ方が格段に難しくなるものです。
色を合わせるのは苦手だ、という方はネクタイと同系色を選んでください。
ビジネスシーンにはシルクの白いチーフが最も基本的とされています。
リネンを着用しても良いのですが、夜には適さないのでシルクが無難だと言えます。
今回は小物を扱う上での基本的な部分に焦点を当てて紹介していきましたが、小物のルールを学んで、スーツと合わせる時のバリエーションを増やしていくとさらにオシャレが楽しくなります。
そのためにもまずは基本をマスターしておきましょう!
普段何気なく着用している小物ですが、少し基本を意識してみてください。