買ったシャツの袖が長すぎるときの対処法4つ
既製品のシャツを購入すると、首回りはサイズが合っていても袖が長いことがあるもの。袖が長いとスーツからはみ出てバランスが悪くなってしまいますよね。
そんなとき、すぐに買い換える必要はありません。いくつか対処法があるので、まずは試してみることをおすすめします。
対処法1:袖ボタンで調整
シャツの袖先にボタンが付いていますよね。このボタンを自分で2~3センチ内側の位置に付け替えて締めてみてください。こうすることで袖先が引き締まり、シャツの袖が長くともスーツを着た時に違和感が無くなります。
袖ボタンが付いていないシャツや、ズラせる構造になっていない場合は、市販のカフス(カフスボタン)を利用することで同じような効果を狙うことができますよ。
対処法2:アームバンドを使う
「アームバンド」は、二の腕などに付けることで袖をたくしあげて固定するアイテムです。
これを使うことで袖の長さを調節することができるので、スーツを着た時に違和感がなくなります。上にスーツを着てしまえば付けていることもわかりません。
同じような用途で使うことができる「シャツガーター」もおすすめ。こちらは二か所で袖をたくしあげて固定するタイプのアイテムです。
対処法3:洗濯をする
洗濯を繰り返すうちにシャツは自然と縮んでいくため、あえて洗濯して縮めてしまうのも一つの手です。毎日のように洗濯を続ければ、シャツは自然と縮んでいきます。
ただし、シャツが洗濯で縮むかは、素材や編み方により変わってきます。綿100%のシャツであれば縮みやすいです。また、ポリエステルなど人工素材の場合、クリーニングの熱で縮むケースもありますので、洗濯で縮まない場合はクリーニングに出してみるのも良いかもしれません。
対処法4:下にシャツを重ね着する
シャツの下に、長袖Tシャツなどさらに別の衣服を重ね着する方法もあります。重ね着することでボリュームが出て上のシャツが引き伸ばされるため、袖の位置が調整されてスーツを着た時に違和感がなくなります。
いかがでしたでしょうか。まずはこれらの方法を試した上で、それでもだめそうな場合はお店で仕立て直ししてもらうことをおすすめします。仕立て直しはおおむね2,000円~4,000円程度で行えます。
以上、シャツの袖が長すぎる場合の対処法を4つご紹介しました。既製品のシャツの場合、どうしても袖の長さが合わないことがあるものです。オーダーシャツならぴったりの袖丈のシャツが手に入るので、既製品でシャツの袖の長さが合わないことが多い方はぜひ一度お試しください。