どうやって作るの? スーツのオーダーメイドの手順



どうやって作るの? スーツのオーダーメイドの手順

スーツのオーダーメイドの採寸
自分にピッタリのスーツを手に入れたいのであれば、スーツをオーダーメイドすることをおすすめします。オーダーメイドであれば、世界に1着しかない自分だけのスーツを作ることができます。
スーツをオーダーメイドするには、決まった手順や、それぞれの段階ごとのポイントがありますので、しっかり押さえておきましょう。
スーツをオーダーメイドするための手順やポイントをご紹介します。

 

手順① テーラーとの話し合い

まずは、テーラーといろいろと話し合い、自分がどのようなスーツを望んでいるのかお店に伝えます。
テーラーとはスーツ作りの専門家で、ここでしっかり自分の希望(脚が長く見えるスーツがいい、ゆったりと着られるジャケットがいいなど)を伝えることで、理想通りのスーツが作りやすくなります。
オーダーメイドスーツはテーラーと一緒に作っていくことになりますので、妥協せずにしっかり希望を伝えるようにしてください。そのため、テーラーに会う前に、自分の理想をしっかりまとめておくことがポイントになります。

手順② 生地選び

テーラーと話し合い自分の希望をしっかり伝えたら、スーツの生地選びです。
既製品と違い、オーダーメイドであれば数百~数千種類ある生地の中から自分好みのものを選ぶことができます。
生地のサンプルを見せてもらい、光沢や色合いなどをしっかり確認しましょう。また、この際には実際に生地を触ってみて、肌触りなどをチェックしておくことがポイントです。

手順③ 採寸

生地を選んだら、次は採寸です。自分の体型にピッタリ合ったスーツを作るための重要な工程になりますので、しっかり、体の細部にわたるまでサイズを測ってもらいましょう。
正確なサイズを測定するため、採寸を行う際はできるだけ薄着でいくことがポイントです。また、ワイシャツやビジネスシューズを用意していくこともおすすめします。

手順④ 仮縫い

フルオーダーメイドの場合、採寸の後に仮縫いの工程が入ります。生地を仕付け糸でスーツの形にし、それを試着したうえでデザインやシルエットの微調整を行っていきます。場合によっては、仮縫いでの試着が2回行われることもあります。

手順⑤ 本縫い

スーツの採寸
仮縫いでの微調整が終わったら、本縫いです。仮縫い段階で見つかったデザインやシルエットのずれを調整し、スーツを仕上げます。
完成したスーツを試着し、問題がなければそれで完了です(場合によっては再び微調整が必要になるケースもあります)。
本縫い完了までの期間は、お店やテーラーによって異なりますが、きちんとしたお店であれば、早くても1か月はかかるでしょう。1か月半程度は見ておいた方が確実です。
着用日が決まっている場合は、オプションの早期仕上げを利用する方法もあります。オーダーメイドすることで、自分の体型や理想にピッタリ合ったスーツを手に入れることができます。スーツをオーダーメイドしたいと検討中の方は、ここで紹介したことを参考にして、世界に1着しかない自分だけのスーツを作るようにしくださいね。

 

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