覚えておきたいスーツの選び方



覚えておきたいスーツの選び方

スーツのタイプ

 

スーツには大きく分けて3つのタイプがあります。
・ブリティッシュ
・イタリアン
・アメリカントラッド

以上の3つはすべてベーシックなものですが、着られてきた環境によって若干の違いがあります。
ブリティッシュはスーツの基本となる形です。
タイトなシルエットでかっちりした印象になります。

イタリアンはブリティッシュと比べてメリハリの効いたシルエットになっています。
体型をセクシーに見せる効果があります。

その結果、遊び人っぽくなってしまうこともあります。

アメリカントラッドは総合的にゆったりめで作られています。
この3つの選び方ですが、どのスタイルがお洒落かではなく、自分の骨格に合うもので探します。
細身な人はブリティッシュ、がっちりした体型の人はアメリカントラッド、自分の体型に自信がある人ならイタリアンがいいでしょう。

スーツを選び方で大事なことは流行や格好良さではなく、自分の体型にフィットすることです。

 

スーツの生地

 

スーツの素材は基本的にウールです。
オーダースーツ専門店の当店では、もちろんウール素材の生地のみお取り扱いしております。
しかし、完全な作業着としてスーツをお召しになる場合は、ポリエステル混もおすすめです。
耐久性がありシワになりにくいため、普段使いの生地として適しています。

起毛ウールなどの素材もありますが、押しが強いイメージになりますので堅い仕事にはおすすめできません。
生地の選び方としては、着る場所や条件にふさわしいものにしたほうがいいでしょう。

 

スーツのサイズ

 

レディメイドスーツのサイズの選び方は肩幅と袖丈で決まります。
肩幅の目安は、肩先を指で摘んで1センチ程度余るくらいです。
袖丈の目安は、ワイシャツが2センチくらい出るのが格好いいです。
身長・ウエスト・バストが合っていないとシルエットが決まりませんので、試着して店員に相談しましょう。

格好悪いシワが現れると、疲れますし、スーツ姿が決まりません。

 

スーツの色

 

スーツの色も選び方があります。
着る状況や自分のカラー、仕事内容によってふさわしい色は決まってきます。

黒はフォーマルに多く使われます。改まった場で着ることもできますし、しっかりした印象になります。
紺はダークな色合いだと大人っぽい信頼感のある印象になり、明るい色合いだとフレッシュで若々しい感じになります。
グレーは明るいものは健康的で、暗いものは渋く落ち着いた印象です。

茶は柔らかい印象になります。
スーツの色の選び方ですが、色が人に与える印象を知っておいて、自分がどう見られたいのか、それは自分に似合うのかを考えましょう。

 

スーツの選び方ポイントをおぼえておこう

 

この選び方を覚えてお店に行くと、いままでは目に入らなかったスーツが気になってくるかもしれません。
選び方次第では新しい自分を発見することもできそうですね。