一周忌など、法事で着用するスーツのマナーについて

一周忌など、法事で着用するスーツのマナーについて

法事に出席する喪服スーツの男性

お葬式が終わったあと、故人を偲んで供養をする「法事」には、四十九日や一周忌などさまざまなものがあります。これらの法事に出席する際には、どのようなスーツを身につければよいのでしょうか。

ここでは、法事で着用するスーツのマナーをご紹介します。マナー違反にならぬよう、あらかじめしっかりと把握しておきましょう。

法事ではどのようなスーツを着用する?

法事には故人が亡くなってから49日目におこなう「四十九日」、没後100日目におこなう「百箇日(卒哭忌)」、そして命日の1年後におこなわれる「一周忌」などがあります。一周忌のあとは2年後の「三回忌」、七回忌、十三回忌……というふうに節目で法要がおこなわれ、命日から32年目の三十三回忌にて法要が切り上げ(弔い上げ)となります。

男性が法事に出席する場合、基本的には喪服(準喪服)を着ることになります。

準喪服とはどのようなもの?

喪服はビジネススーツと異なり真っ黒で、かつ光沢のない生地で仕立てたものを着用します。いわゆる「ブラックフォーマル」と呼ばれているものです。パンツ裾はシングルタイプに仕立て、シャツは無地のホワイトシャツ、レギュラーカラーのものを着用するのがマナーです。

また、ネクタイは黒無地のものを選び、ディンプルを作らないようにして締めます。靴はひも付きの黒の革靴を選び、ベルトも靴下も無地の黒に統一します。殺生を連想させるワニ革などのベルトは使わないようにしましょう。

喪服はビジネス用のブラックスーツと比べると、ベントの有無や生地の光沢感、黒の深さなどが異なります。ビジネススーツで代用することができないので、あらかじめ仕立てたり購入したりして用意しておきましょう。

法事で「平服」を指定されたときのスーツは?

三回忌以降の法事や身内のみの法事になると、案内状で「平服」を指定されるケースが少なくありません。このときの平服とは、「喪服ではないスーツ(略喪服)でもかまわない」という意味です。

法事は僧侶の読経やお焼香などの儀式の場ですから、決して“普段着”で出席してよいという意味ではありません。くれぐれも間違えないようにしましょう。

平服を指定されたときは、ダークグレーやネイビーなどの無地で落ち着いた色のスーツ(ダークスーツ)を着用します。ただし仕事帰りなどで着替えるのが難しい場合は、地味で光沢のない柄物(シャドーストライプなどのさりげないもの)でも許容範囲です。

ただし、ワイシャツは白無地を選び、ネクタイピンなどの光るものは身に着けないようにしましょう。また、小物類はできれば準喪服のように黒で統一するのがベストです。

法事で着るスーツはマナーに気を配ろう

法事に参加する男性

法事は亡くなった方の冥福を祈り、供養をするという大切な意味が込められた行事です。故人を悼む際には、場の雰囲気を乱さぬよう、しっかりとマナーを押さえた服装を心掛けましょう。もしどのような服装でいけばよいか迷ったら、他の出席者に聞いたり主催の方に確認したりしてから用意すると安心です。

また、年齢を重ねると法事に参加する機会も増えます。もしものときに慌てないよう、あらかじめ準喪服(ブラックフォーマル)を用意しておくことをおすすめします。

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