スーツに合うものを選ぼう! スーツに合うリュックサックの選び方
一昔前までは「スーツにリュックサックを合わせるのはマナーに反する」という認識が強いものでしたが、最近ではスーツにリュックサックを背負っている人も増えました。
ただし、スーツにリュックサックを合わせる際は、いくつかの注意点を知っておくことも大切です。ここではスーツにリュックサックを合わせる際の注意点や、リュックサック選びのポイントをご紹介します。
スーツにリュックサックを合わせるとき、気を付けることは?
スーツスタイルにリュックサックを合わせる際には、TPOや業界マナーを考慮する必要があります。さっそく詳しい注意点をチェックしてみましょう。
TPOに合わせて他のバッグと使い分けよう
一般的に、客先訪問などの際にリュックサックを使うのは控えた方が無難でしょう。世代にもよりますが、リュックサックは「アウトドアで使うもの」「私服に合わせるもの」という考えを持つ方も少なくないからです。特に年配の方がいる場では要注意です。
通勤時に使う分には問題ありませんが、TPOに合わせて他のビジネスバッグと使い分けるようにしましょう。
堅い業界はリュックサックNGな場合も
IT・WEB業界やアパレル業界など、服装規定がゆるい業界では、リュックサックを使っていても問題視されないことがほとんどです。しかし金融業・公務員・保険業界といった堅い業界は、信用を第一に重んじる傾向が強くみられます。
このような業界ではリュックサックの使用が好ましくないとされることが多いので、上司に確認するなどの対策が必要です。
スーツに合うリュックサック選びのポイント!
スーツにカジュアルなリュックサックを合わせる人もいますが、ワンランク上のビジネススタイルを目指すなら「ビジネススタイルに合うリュックサック」を選ぶことが大切です。ここでは、リュックサック選びのポイントをご紹介します。
リュックサックの色・デザイン
スーツに合わせるリュックサックは、黒や落ち着いた紺色、グレーなどがおすすめです。それ以外の色になるとカジュアルな印象が強いため、スーツから浮いてしまいます。
また、ビジネス用と考えると、装飾が少なめのものがよいでしょう。装飾が多いものはカジュアル感が強く、スーツから浮きやすいです。
素材について
スーツにマッチするリュックサック選びのポイントは、素材・デザイン・形です。
素材はレザーや高密度のナイロンが適しています。また、生地が厚めでしっかりしているものを選びましょう。安いリュックサックは型崩れが起こりやすいので、できればスーツショップなどで販売されているものがおすすめです。
形・サイズ
カッチリした印象の四角いタイプのリュックサックなら、スーツにも合わせやすくカッコいい印象に仕上がります。
またリュックサック選びの際は、A4ファイルが入るサイズがおすすめです。ノートPCやタブレット、資料などを入れるといっぱいになるおそれがあるため、マチ付きのものならなお使い勝手が良くなります。
ポケットなどの機能性
ビジネス用リュックサックには、ノートPCやタブレットの持ち運び用に「衝撃吸収機能付きポケット」が付いているものがおすすめです。また、背面やショルダーベルトにウレタンが使われたリュックサックは、摩擦によるスーツの生地の傷みを軽減してくれます。
両手が空いて便利! スーツ×リュックサックに挑戦してみよう
リュックサックは両手が空いて利便性が高いうえ、両肩のショルダーベルトで荷物を支えるため負荷を軽減できるなど、優れた点がたくさんあります。とはいえ、リュックサックを使う際はTPOやマナー、会社の風土などを考慮することも大切です。
カジュアルになりすぎないよう、スタイリッシュに決まるリュックサックを選んでみましょう。